毎月第3土曜は箕面ビジターセンターの自然観察ツアーの日。次は2月15日(土)です。
1月18日(土)、最低気温-1℃、最高気温4℃と寒い一日でしたが、12時30分に一般参加者3名、スタッフ4名が集まり、政ノ茶屋園地のもみじ広場周辺から府道沿いの筋違橋、雄滝までのコースをゆっくり歩き、約2時間の自然観察ツアーを行いました。
川筋では、キセキレイが見られた他、雄滝近くでは、カワガラスの番(つがい)が、ディスプレイをしている様子や、巣穴から出でくるのも観察しました。
*川沿いに生息する留鳥。水に潜って水生昆虫などを捕食。他の鳥にくらべて繁殖を始めるのが早い。水生昆虫は早春に大きく成長するものが多く、この時期に雛に給餌を行うために繁殖期が早いと思われる。
山側のネット付近では、アオバトと思われる鳩の羽、羽毛が散らばっているのを見つけて観察しました。おそらく猛禽類に襲われたのでしょう。
又、目立たないところですが、川の中にイノシシの成獣が顔を突っ込んで死んでいるのも発見しました。
ゆっくり歩いて観察していると、いろいろなことを発見し、驚くことも多いです。
植物では、クロモジの冬芽、カエデの冬芽やプロペラ(翼果)などを観察しました。
冬は、他の季節には観察できないものも多くあります。
みんなで、ゆっくり歩いているといろいろなものが観察できます。
この日、出会えた野鳥は少なかったのですが、イベント終了後、駐車場トイレの北側でエナガを含むカラ類の混群20羽を観察しました。午前中のダム周辺の下見の際に出会ったカメラマンによると、アトリ200羽の群れに出会ったとのことでした。
次回の「自然観察ツアー」は、2月15日(土)です。12時30分からスタートしますので、それまでに箕面ビジターセンターの事務所前にお集まりください。箕面ビジターセンターの周りをゆっくり歩きながら、楽しく自然観察をしましょう!