10月19日、エキスポの森でアサヒグループの皆さまと森づくりの活動を行いました。
明治の森箕面自然休養林管理運営協議会(11の市民団体委員と8の行政委員で構成、京都大阪森林管理事務所/国が相談役)は、同休養林の環境整備・保全、活用、PR・普及啓発、利用者の安全対策や生物多様性の保全など、年7回例会を行いながら、市民団体が中心となって多様な活動を行っています。
又、同協議会は、「レクリエーションの森」の整備・管理及び活用に係る支援活動が円滑に行われる事を目的として、アサヒビール㈱と「支援協定書」を締結し、資金の提供(毎年30万円)、及び労力の提供を受ける事としています。
今回の活動は、その活動の一環として、「エキスポ’90みのお記念の森」をフィールドとして、近畿中国森林管理局箕面森林ふれあい推進センター、京都大阪森林管理事務所箕面森林事務所、及び大阪府北部農と緑の総合事務所と市民団体(NPO山麓委員会、日本森林ボランティア協会、箕面里山工房、箕面の山パトロール隊、箕面ナチュラリストクラブ、箕面自然調査会など)との「協働」で行われました。
アサヒグループは、東京の社会貢献部や広島県の「アサヒの森」の方を含めて、近畿圏広域のアサヒビール㈱、アサヒ飲料㈱など、計42名(お子様5名含む)が参加されました。
当日、降雨が心配されましたが、ちょうど開催時間には雨があがり、午前中にボランティア活動(どんぐりの木の植樹とシカの食害ネットの設置)を行い、午後は「水源の森のジオラマ作り」の工作を楽しみました。
午前中は、各20名の2班に分けて活動を行いました。
1班は、箕面森林ふれあい推進センターと箕面森林事務所がリーダーとなり、防鹿ネット内で4人位のチームに分かれて、クワを持って「どんぐりのなる木」(クヌギなど)の植樹を行いました。この植樹場所の下草刈りは、事前に日本森林ボランティア協会の皆さんが行いました。「どんぐりのなる木」がすこやかに育ちますように!
2班は、大阪府北部農と緑の総合事務所がリーダーとなり、「シカの食害」の被害木24本にネットを設置しました。樹木の周囲を計り、ネットを切り、樹木に設置しました。エキスポの森は、近年シカの頭数が増えて、樹木の皮剥ぎ被害が続出しています。
お昼の休憩時には、「オオクワガタの棲める森づくり」の伐採地にある展望塔に登って森林の景観を楽しみました。
午後は、箕面森林ふれあい推進センターの指導で、森の水源涵養機能を学んだ後、「水源の森のジオラマ作り」の工作を楽しみました。とても素敵な作品をたくさん作っていただきました。
最後に、記念撮影して森づくりの活動を終了しました。