野鳥のヒナを拾わないで!親はすぐ
この時期、明治の森箕面国定公園では、多くの野鳥がヒナを育てていますが、落ちているヒナを見かけて、かわいそうと思い、拾ってしまう事があります。
昨日、箕面ビジターセンターに「ヒナを拾った、どうしよう」と持って来た方がいましたが、結局、翌朝には死んでいました。
箕面ビジターセンターでは、野鳥のヒナを見かけても「ヒナを拾わないで!」と呼び掛けています。
【落ちているヒナを見つけたら】
落ちているヒナを見つけたときは拾わないでください!親はすぐ近くて見ています!
◆たとえ親から離れ、ひとりぼっちでいても、決して”迷子”ではありません。
かわいそうだからといって、連れて帰らないでください。
そのままにして、すぐにその場を立ち去りましょう。
餌を取りに行った親をじっと待っていたり、親が遠くから見守る中、飛ぶ練習をしていたところかもしれません。
◆人がヒナを育てることは、とても難しいことです。
ヒナは食欲が旺盛ですので、親鳥が行うように10分に1回程度の給餌が必要です。
(スズメがヒナのためにエサを運ぶ回数は、巣立つまでの約2週間でなんと4000回!)
またヒナは、巣立った後のわずかな期間で、親鳥から自然の中で生きていくためのいろいろなことを学びます。親鳥に育てられることがヒナにとって一番の幸せです。
上記は、大阪府のホームページから引用しています。
また、日本野鳥の会のホームページもご参照ください。
野鳥のヒナを拾わないで!親はすぐ近くて見ています!
*箕面ビジターセンターは火曜日が定休日です。