大規模なイノシシによる掘り返し被害が発生した才が原池堰堤で、侵入防止対策を実施しました。
9月20日(日)才が原池堰堤法面を市民ボランティアが協力してイノシシの侵入防止対策を実施しました。
かつて、才が原池堰堤法面部分は、イノシシの掘り返しやシカの食害による、裸地化が問題となっていましたが、2020年に「箕面ナチュラリストクラブ」が、「みのお山麓保全活動助成金」を活用して、広範囲にシカ除けネットを設置しました。
↓2020年防鹿ネット設置時


その後、裸地化や土砂の流出はなくなり、ススキやヒヨドリバナなど、植生が復活していました。

ところが、今月(9月)上旬、ハイカーから山麓委員会に「ネット内をイノシシが広範囲に土を掘り返して、大変なことになっている・・・」と通報がありました。
通報を受けて、ネット設置者の「箕面ナチュラリストクラブ」に連絡し、9月10日、同会代表者らと現場確認に向かったところ、ネットで囲った4つのエリアの内、3か所でイノシシが侵入しており、とくに上部の2か所はほぼネット内全域で土が激しく掘り起こされていました。
イノシシは、斜面に沿ったネットの裾に穴を掘って、潜るように侵入した模様で、数か所でネットの下のペグが抜けて、裾に大きなすき間が見つかりました。



そこで今回、急きょ、箕面ナチュラリストクラブや清水谷をまもる会、みのお生きもの会議、みのおフォレスターズ、箕面の森のきこり隊のボランティアなど10名が集まり、掘り返されたネット内の地ならしと侵入防止のためペグの追加補強、重しがわりにネットの裾への丸太の横置きなどの対策を実施しました。



才が原池は、マミズクラゲなど貴重な生き物が生息しており、ハイカーらの憩いの場所です。また同時に雨水を一時的にためる洪水防止や土砂流失防止いった大切な機能も有しています。防鹿ネットを設置して、シカやイノシシの侵入を防ぐことで下草の生育を促し、堰堤の土壌の安定を図ることは災害防止の観点で重要なことです。
万一、ネット周辺で異常を見つけられたときは、山麓委員会(072-724-3615)にお知らせください。











