教学の森・ハート広場でクヌギの植樹を行いました
3月10日(日)、教学の森(箕面市有地)・ハート広場で、山麓保全委員会と「オルタナの森・Minoh(青少年教学の森野外活動センター)」の共催で植樹を行いました。活動には、山麓保全委員会のほか、箕面の山パトロール隊3名、箕面の森のきこり隊7名、みのおフォレスターズ5名と「オルタナの森」さんが募集した4家族11名など合計35名の参加をいただきました。
ハート広場周辺では、数年前に「ナラ枯れ」被害が拡大し、コナラなどのドングリのなる木が多く枯れてしまいました。そこで、今回は「ナラ枯れ」で伐採された樹木あとにできたスペースを中心に、神戸市西区にある住友ゴム工業さんから無償提供を受けた、クヌギ34本を補植しました。
植樹作業は、3、4人で一組となって行いました。まずはスコップで苗木のポットより少し大きめの穴を掘り、苗木を置いて土を戻します。苗木を固定するために上から土を軽く押さえます。雨水がたまりやすいように苗木を取り囲むように土手を作り、2Lのペットボトルなどで各自持参した水をたっぷりと与えて終了。
苗木を植えた後、シカの食害から苗木を守るためにネットを設置。新芽が食べられないように、結束バンドでネットを固定。
一緒に植樹をしてくれた子どもたちもご苦労様でした。「自分の手で植えた樹の場所を覚えておいて、時々様子を見に来てください。大きく育ってくれたらいいね!」
なお、今回の植樹活動にかかった費用については、市民の皆さんからの募金を活用させていただきました。
追記、山麓保全委員会では3月20日(祝)、数年前の台風により大きな被害を受けた「こもれびの森」で、今年も植樹を行う予定です。
カテゴリ:箕面の山 災害復興情報,シカによる食害防止,生き物の多様性保全,自然学習・山麓学習,災害復興募金
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投稿者:hideonaruse
投稿日:2024年03月10日 21時間43分43秒