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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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10月6日午前「こもれびの森」(箕面市有林)で、防鹿用金柵内に植樹したイロハモミジとヤマザクラに、単木用の防鹿ネットの設置と補修活動を行いました。

「こもれびの森」(箕面市有林)は「生活環境保全林」に指定されており、市民の安らぎや憩いの場や、雨水を貯えて水源の涵養や土砂災害防止の役割を果たすなど、健全な森林が持つ公益的な機能の向上が求められています。

「こもれびの森」は、数年前に台風で大規模な倒木被害を受けました。大阪府が倒木撤去と金柵設置を実施した後は、管理者は箕面市となっています。

2020年から、箕面市と協働しながら、市民が中心となって、毎年3月の植樹活動の他、防鹿ネットの見回りや補修、ハイキング道の下草刈り(金柵内)や補修などを行っています。

防鹿柵の中は、シカが入らないため、順調に植生が回復していますが、今年の6月に作業道の道崩れのために金柵が壊れてしまいました。

シカが金柵(Bネット)内に侵入して、植樹したイロハモミジやヤマザクラを食い荒らされていまいました。

 

「こもれびの森」のBネットとCネットの間の作業道、大きく崩落したままです。箕面市による金柵の補修が出来ていないため、6月24日に加えて、10月6日に防鹿用金柵内に植樹したイロハモミジとヤマザクラに、単木用の防鹿ネットの設置と補修しました。

最初に、専用の器具を使って支柱を埋め込みます

※10月6日午前に、みのおフォレスターズ4名、箕面の山パトロール隊、清水谷をまもる会、箕面生物多様性会議(生きもの会議)各1名と山麓委員会事務局1名、計8名が参加しました。

※防鹿用の資材購入費については、市民の皆さまからの募金を活用させていただく予定です。(ネット用の支柱50本、防鹿ネット50張り、結束バンド500本≒75,000円)

金柵内の植樹木に防鹿ネットを設置しました。まわりにはシカの糞がたくさん落ちています。

「こもれびの森」でのシカ害対策に、皆さまのご支援とご協力をお願いします。

緊急ポイントB9地点、才ヶ原林道沿いのビューポイント

シカが侵入していないネットの中は植生が豊かに保たれています。