10月5日(木)午前、エキスポ記念の森「花の谷」のビオトープに生息する特定外来生物「ウシガエル」捕獲駆除活動を行いました。
エキスポ記念の森「花の谷」のビオトープでは、トノサマガエルやモリアオガエルなど貴重な生き物が生息していますが、特定外来生物であるウシガエルも生息しています。ウシガエルは、口に入る大きさの動物であれば、何でも捕食することから、在来のカエルや水生昆虫にとっては天敵ともいえる厄介者です。
2018年から、ウシガエルの捕獲(日ごろはアナゴカゴによる捕獲)を行っており、2022年5月15日に環境整備を行った際は、あまり見かけなかったので減少していると考えていましたが、最近、よく見かけるという情報が寄せられたため、急遽、10月5日に駆除作戦を行いました。
明治の森箕面自然休養林管理運営協議会を構成する市民団体3名(箕面ナチュラリストクラブ、清水谷をまもる会、箕面生物多様性会議(生きもの会議))の他、同協議会の行政関係委員である箕面森林ふれあい推進センター(林野庁)4名、箕面森林事務所森林官(林野庁)1名、及び同協議会の事務局を担当するみのお山麓保全委員会2名、一般市民1名、計11名が集まりました。
最初に、増えすぎた水草の除去、間引きました。
捕獲できたウシガエルの成体は10匹、おたまじゃくしは十数匹でした。
明治の森箕面自然休養林管理運営協議会では、市民が中心になって行政と連携しながら、自然休養林の生物多様性の保全とあわせて、市民に親しんでいただけるような環境整備に取り組んでいます。
「花の谷」の保全と活用の活動に取り組んでいますので、多くの方々のご理解とご協力をお願いします。