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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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2/1特定外来生物ナルトサワギクの繁茂している斜面(彩都南七丁目)で、たくさんのニホンジカの糞塊を発見しました。増えすぎたシカの影響が大きいと考えられます。

2月1日(火)午前、箕面市彩都南七丁目バス停周辺の斜面に入って見回りをした結果、たくさんのニホンジカの糞塊を発見しました。

古いものから、新しいものまで、あちこちにシカの糞塊が落ちていました。

古い糞

また、斜面の木々では、よく見ると枝が折られたり、かじられている様子が観察されます。

こうしたことから、この周辺の斜面には、山からシカが、夜な夜な、エサ植物を食べに降りて来ていると考えられます。

ナルトサワギクは、非常に繁殖力が強く生態系に影響を与える恐れがある他、有毒物質(アルカロイドの一種)を含むため特定外来生物に指定されていますが、有毒なために、シカの不嗜好植物(シカが嫌いな植物)でもあります。

通常、周辺の山から飛んできた種子や鳥により運ばれてきた種子が発芽して、パイオニア植物が発芽するのですが、ところどころに松が生育している他は、あまり見当たりませんでした。

シカが好きな植物は食べられてしまったり、枝などが矮小化してしまい、ナルトサワギクのようなシカが嫌いな植物だけが残っていると思われます。

年中開花しているナルトサワギク、ところどころに綿毛の種子をつけています。

もともと繁殖力の強いナルトサワギクですが、他の植物との競合するなかで、増えすぎたシカの影響により、さらに生息域を拡大していると考えられます。

(追記)

〇2月19日(土)午前10時集合で、人海戦術でナルトサワギクの除去を行います。彩都粟生南七丁目バス停付近に来ていただける方は、NPO法人みのお山麓保全委員会事務局(高島)まで、2/6までにご連絡ください。

※車の駐車場はありません。バスまたは自転車、原付などは可能です。

〇2月11日(祭)生物多様性研究フォーラム「箕面の外来生物と生物多様性」をオンラインで開催します。

指定の申込フォームでお申し込みください。

みのお山とみどりのフェスティバル 生物多様性研究フォーラム「箕面の外来生物と生物多様性」(オンライン開催)

日時:2022年2月11日(金・祝)13:30~15:30 参加費 無料

場所:オンライン(Zoom開催:申込者にURLを送信)

申込:申込専用フォーム

下の申込フォームからお申し込みください。

生物多様性研究フォーラム申込フォーム(←こちらから)

内容:

【基調講演】

「箕面・北摂地域の生物多様性と外来生物問題」

大阪府立大学名誉教授・(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 理事長 石井 実

【報告】

「大阪・箕面の生物多様性を脅かす外来生物の現状」

(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター 幸田 良介

「市民参加型の生物多様性モニタリングの現在と展望」

(株)バイオーム 藤木 庄五郎

「エキスポ’90みのお記念の森での生物多様性保全に向けての取組」

箕面森林ふれあい推進センター 中田 茂巳

【ディスカッション】

主催:箕面市・NPO法人みのお山麓保全委員会

共催:(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 生物多様性センター

後援:明治の森箕面自然休養林管理運営協議会

(追記)

オンライン参加が出来ない方には、別途、視聴会場(人数限定)を設けさせていただきます。※山麓委員会事務局(高島)にご連絡ください。

※みのお市民活動センター(かやの中央)多目的室①②

箕面文化・交流センター8階は、通信環境が良くないために、視聴会場はみのお市民活動センターにしました。

2022.2.11フォーラムチラシ

カテゴリ:シカによる食害防止,生き物の多様性保全

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投稿者:sanroku

投稿日:2022年02月01日 14時間19分46秒