8月28日(土)、「こもれびの森」でヤマザクラの防鹿ネットの補修や外来植物の除去などの整備活動を行いました
市民の森である「こもれびの森」、2018年の台風21号により大きな被害を受けましたが、市民が中心となり、見回りや防鹿ネットの補修、花のなる木の植樹などの活動を始めています。
8月28日(土)、みのお山麓保全委員会に来られているインターンの学生さんにも参加していただき、午前9時に現地に集合し、午前中の時間で整備活動を行いました。
当日参加のインターン生から送っていただいた文章と写真を紹介します。
「8月28日土曜日に「こもれびの森」の整備を行いました。
以前植えたヤマザクラを守るために残っていた28本の木の防鹿ネットの強化を行いました。
鹿に食べられてしまわないように枝をつけるなど工夫しながら強化しました。
そして、その後ハイキング道の整備も行いました。
晴れていて非常に暑い中での作業になりましたが、皆さんの協力のおかげでとてもきれいになりました。」
防鹿ネットの補強
ハイキング道の帰化植物ヒメムカシヨモギの除去
ヒメムカシヨモギ除去前と後の写真
この日は、「箕面の森のきこり隊」と「清水谷をまもる会」の皆さん、山麓保全委員会事務局とインターン生を入れて、12人で活動を行いました。
8月8日に防鹿ネットの補修を行いましたが、支柱となるポールの不足しており、完了することが出来ず、急遽、専用の支柱10本を購入して、8月28日の活動を行いました。
また、防鹿ネットの補修とあわせて、Aネット(人が通れるハイキング道)の中に、繁茂しているヒメムカシヨモギ(一部、ダンドボロギク)を除去しました。
ヒメムカシヨモギ
北アメリカ原産の帰化植物。全国に広がっていますが、明治時代に渡来したようです。
結構、大きくなっており、茎もしっかりしており、切るのが大変でした。
ヤマザクラ防鹿ネットの補強
まだ、市民の森である「こもれびの森」の活動は始まったばかりで、この後、3年5年10年と続きます。
「こもれびの森」が生物多様性にあふれた憩いの場になるように、防鹿ネットの補修、外来植物の除去、植樹などの活動にご協力をお願いします。