外国産のカブトムシやクワガタムシ、野外で繁殖すると生態系に影響を与える恐れがありますので、飼育するときは「最後まで責任を持って飼育してください!」
環境省では、7月21日に奄美大島で、野外でアトラスオオカブトの死体が見つかったことを受けて、在来種の昆虫に影響を及ぼす恐れがあるとして「最後まで責任を持って飼育してほしい」と呼び掛けています。
下の写真の出典(環境省奄美野外生物保護センター)
夏休み、スーパーやペットショップで外国産のカブトムシやクワガタムシを売っていることがありますが、購入したら、最後まで責任を持って飼育する、飼育する場合は、野外に放したり逃がさないように注意してください。
もし野外で繁殖すると、在来種や生態系に影響を与える恐れがあります。
過去には、ペットとして飼育されたアライグマを飼いきれなくなって、野外に放され、繁殖して、農作物被害や生態系への大きな被害を与えてしまった事例があります