9/14(土)にアメリカオニアザミの現状や対応などを話し合う集まりが開かれます。外来種問題に興味のある方はぜひご参加ください。
「子供たちをトゲいっぱいの危険生物から守ろう!」(外来種アメリカオニアザミ)
日時:9月14日(土)午前10時~正午
場所:箕面文化・交流センター(箕面駅前・サンプラザ)4階 会議室
テーマ:外来種とは・・・アメリカオニアザミの箕面での現況、対応の方向などについての話し合い(第1回目)
主催:外来植物アクション市民の会
チラシ(←こちらをクリックしてください)
「アメリカオニアザミ」は、繁殖力が非常に強く、その土地に元々あった植物の生育場所を占領してしまう可能性があり、総合対策外来種にも挙げられています。
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◆外来生物について
もともとその地域にいなかったのに、人の手によって他の地域から入ってきた動物や植物のことをさします。
このような外来生物が侵入して定着してしまうと、日本固有の生態系に様々な影響を及ぼし、被害をもたらす可能性があります。
特定の外来生物による生態系や人の体や農林水産業への被害を防止するために「外来生物法」が制定されています。
環境省では、外来生物のうち、生態系などに被害を及ぼすものを「特定外来生物」として指定しています。
環境省特定外来生物一覧(←こちら)
◆箕面で見られる「特定外来生物」
写真:環境省提供
ウシガエル
多くのため池で生息していますが、エキスポの森(花の谷)や才ヶ原池にも生息しており、絶滅危惧種に指定されているトノサマガエル・シュレーゲルアオガエルやベニイトトンボなどの固有種に与える影響が危惧されています。
ブルーギル
多くのため池で生息していますが、や才ヶ原池にも生息しており、絶滅危惧種に指定されているベニイトトンボなどの固有種に与える影響が危惧されています。
ブラックバス(オオクチバス)
アライグマ
山間・山麓部に設置している自動撮影カメラに写っており、山間部でも生息が確認されています。街なかにも生息しており、農業被害が報告されています。
ミシシッピーアカミミガメ
ヌートリア
箕面川下流で生息が確認されています。
セアカゴケグモ
箕面市内でも生息が確認されており、人に与える被害が心配されています。
アメリカザリガニ
オオキンケイギク
山間部の道路沿いでも確認されています。
(総合対策外来種)
日本国内に定着が確認されており、生態系等への被害を及ぼしている又はそのおそれがあるため、防除等のために普及啓発など総合的な対策が必要な外来種
(緊急対策外来種)
対策の緊急性が高く、積極的に駆除を行う必要性ある外来種
(特定外来生物)
2005年に施行された「特定外来生物被害防止法」に基づき環境省が指定している種。
最近では、サクラに被害を与えるクビアカツヤカミキリが特定外来生物に指定されています。※箕面市内での生息は確認されていません。