勝尾寺園地の防鹿ネット、3月28日に行政職員や市民団体12名が参加して、第4回目の復旧活動を行い、昨年の台風21号により壊滅した全てのネットの修復を完了しました。
3月28日(木)、清水谷をまもる会7名、林野庁京都大阪森林管理事務所職員2名、林野庁箕面森林ふれあい推進センター職員2名、NPO山麓委員会事務局1名の計12名が参加しました。
第1回(12/13)、第2回(1/17)、第3回(2/7)は、清水谷に設置したネットの復旧でしたが、今回は勝尾寺園地の防鹿ネットの復旧です。
このネットは、セリバオウレンの保護を目的としたネットですが、周辺のドイツトウヒの大木が倒れて、倒壊しました。
まず、これらの枝葉を取り除き、ネット外に出すことから始めました。
中には、太い倒木が残っていたので、林野庁職員や市民団体が交代で、ノコギリで玉切りをして、ネット内から撤去しました。
続いて、ポールを利用して、防鹿ネットを取り付けました。
勝尾寺園地での活動が終わった後、清水谷に移動して、今年になって倒れたスギの倒木の撤去を行いました。
明治の森箕面自然休養林管理運営協議会では、市民が中心となり、行政(国)の協力を得て、2010年から清水谷などに「防鹿ネット」を設置して、増えすぎたシカによる食害を防ぎながら、貴重な植生の保護活動を行っています。