府営箕面公園で箕面公園管理事務所の職員と「ナラ枯れ」被害拡大防止の活動を行いました。
ナラ枯れ被害をおこす害虫である「カシノナガキクイムシ」による被害木、府営箕面公園内、スパーガーデンとの境界付近に、枯死木が2本、生存木が5本あり、このまま放置すると、この春から夏にかけて、幼虫が大量に羽化・脱出して、ナラ枯れ被害の拡大が予想されます。
3月27日(木)、この日は、ナラ枯れ被害防止PT(座長:竹田光廣さん)のボランティアスタッフ3名が現地に出かけて、公園管理事務所4名の職員の方に「粘着シート」を利用した被害防止方法を実演し、取り付け指導を行いました。
現場は、急斜面であり作業が難しく大変だったのですが、7名のスタッフが、2名に分かれて約3時間位で作業を終了しました。(枯死木2本、生存木5本を処理)
今回は、粘着シート「かしながホイホイフリー」を「地際」「0.5mの高さ」「1mの高さ」の3箇所に粘着面を内側にして巻き、間の空間部に防虫剤を貼り付けて、最後に外側から半透明のポリフィルムを巻く3段構えの処理を行いました。
ナラ枯れ被害防止PTが直接作業を行わなくても、これからは、箕面公園管理事務所の職員の方が自前で処理を行うことが出来るなど、被害拡大防止の活動により多くの方が参加されることが期待されます。