9月29日、定点カメラの見回りを行います。
NPO山麓委員会「生きもの会議」(定点カメラ活動/リーダー近藤万里さん)は、明治の森箕面自然休養林管理運営協議会と連携して、今年5月から自然休養林(国定公園内)で、野生動物の調査を目的に定点カメラを設置しています。
エキスポの森で4台、清水谷で2台、ビジターセンターで2台のカメラを稼働させています。カメラの前を通過した動物の体温を赤外線センサーで感知し、自動でシャッターがきれる仕組みです。設置以降、カメラの稼働確認や電池交換を兼ねて、毎月データの回収をしています。
カメラの設置は5月に行い、これまでに、シカ、サル、イノシシ、アライグマが撮影されています。8月の見回りでは、新たに、ハクビシン、アナグマが撮影されました。撮影頻度が多いのはシカですが、アライグマ、ハクビシンといった外来種も確認されています。
カメラの見回りは、関心がある方はどなたでもご参加いただけます。自然散策しながら、すべてのカメラを見回ります。
次回見回りは、9月29日(日)10時~(終了予定時刻12時)
エキスポの森、駐車場に集合。
詳細は、NPO法人みのお山麓保全委員会事務局にメールか電話でお問い合わせください。
車がない方は、阪急箕面駅から相乗りもできますので、ご相談ください。
下の写真は、7/31、3:51AMに写ったハクビシンです。
額から鼻にかけて白い線があることが特徴ですが、尾が約40cmと長いのも特徴です。
下の写真は、8/6、3:09AMに写った「アナグマ」です。少し写りが悪いのですが、尾が体長の1/4以下と短いのが特徴です。
7月2日11:50AMには、アライグマが確認されています。
尾に縞模様があるのと、目の周りに黒いマスク模様があるのが特徴です。