♪ 箕面のホタル予報 ♪~ 今年はゲンジボタルの“当たり年”かも
大阪大都市圏の都心からわずか30分・・“自然あふれる都市・箕面”では、今、ホタルが飛んでます。
「箕面ホタルを守る会」の石田達郎さん(会長)によると、「ゲンジボタルは、(今年は)元気がよく数も場所も多く出ています」とのことです。
長らく生息が確認されず、昨年、2~3匹が「再発見」された、千里川中流(箕面市立病院北側~藤原橋)や箕面鍋田川中流(第2中学東側~坊島の水田地帯)でも今年は多く(10匹前後以上)光っています。
今年は、ゲンジボタルの“当たり年”かも・・。
そこで、石田さんに♪ 箕面のホタル予報 ♪ をお願いしました(6/9現在。( )内は事務局)。
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♪ 箕面のホタル予報 ♪
(気温などの関係で、ホタルの発光(成虫の発生)前線は川の下流 → 上流、平野部 → 山間部へとさかのぼっていきます)
【ゲンジボタル】
★ 勝尾寺川の平野区間および箕川(みのかわ)の中流区間(帝釈寺西~粟生(あお)外院3丁目など国道171号まで)は、今が最盛期、6/20頃まで。
★ 箕面川は「中流区間(中央橋など)」が(今が)最盛期、6/20頃まで。
「仰箕橋(ぎょうぎばし。箕面駅西南5分)」はこれから(下流からのホタル前線がようやく到達)、6/28頃まで。(※ 仰箕橋周辺に駐車場はなく、駅東の市営駐車場(有料)を利用。また、川沿いの柵が脆弱、安全には十分に注意)
「滝道」もこれから、6/30頃まで。
(滝道 → 今後、詳しい飛翔情報を同会などから発表の予定)
【ヘイケボタル】
★ 「箕川」では、ゲンジにまざって出始め、7月(初め)まで。
(絶滅寸前で、箕面では箕川以外ではほとんど見られなくなってます)。
【ヒメボタル(宵の口に発光)】
★(平野部/小野原の)春日神社では、ほぼ終わっています。
(したがって、平野部の「ヒメボタルを探そう!」の呼びかけに基づく取組は、そろそろ終わりになってしまうとみられます)
(※ 以上のホタルが光るのは、概ね午後8時~10時です)
【小型ヒメボタル(深夜に多く発光)】
★(山間部)勝尾寺園地など、7月前半。
(※ ホタルが光る天候:小雨はOKで、風の強い晩は少ない。気温20度以上で雨上がりならとても良い。6/11追記)
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箕面での今後の主なホタル観察会は、次のとおり。
■ 6/16(土)箕面ホタル観察会 ■
◆種類:ゲンジボタル
◆場所:勝尾寺川(間谷橋付近)。小雨決行
◆時間:19時~21時
◆集合:粟生団地ロータリー18時半。
◆参加費:200円(保険料など/中学生以下無料)
◆小学生以下は保護者同伴。
◆主催:箕面ホタルを守る会
◆問い合わせ:072-728-5887(石田さん)
■6/23(土)「光の舞!ホタルの夕べ」■
◆種類:ゲンジボタル
◆場所:滝道の箕面川沿い。雨天中止。
◆集合:阪急箕面駅の観光案内所前18時半(解散予定20時半頃)
◆準備:筆記用具、飲み物など
◆参加費:200円(保険料など/中学生以下無料)
◆主催:箕面の自然と遊ぶ会
◆問い合わせ:090-1917-9662(鹿島(かしま)さん)
■ 6/30(土)箕面ホタル観察会 ■
◆種類:ヘイケボタル
◆場所:箕川(帝釈寺裏)。小雨決行
◆時間:19時~21時
◆集合:皿池公園(粟生外院5丁目/山麓線沿い)。18時半。
◆参加費:200円(保険料など/中学生以下無料)
◆小学生以下は保護者同伴。
◆主催:箕面ホタルを守る会
◆問い合わせ:072-728-5887(石田さん)
■ 7/6(金)箕面ホタル観察会 ■
◆種類:小型ヒメボタル(但し、多く見られるのは深夜オプション)、ゲンジボタル、クロマドホタル
◆場所:勝尾寺園地(山間部)。小雨決行
◆時間:19時~21時(※ 引き続き、深夜オプションあり)
◆集合:粟生団地バスロータリー。18時半。
◆参加費:200円(保険料など/中学生以下無料)
◆小学生以下は保護者同伴。
◆主催:箕面ホタルを守る会
◆問い合わせ:072-728-5887(石田さん)
【参考情報】「箕面ホタルを守る会」のブログ