event_calendar-bannar

event_calendar-bannar

blog-bannar

blog-bannar

sidebar_visitor_03

sidebar_visitor_03

fund-bannar

fund-bannar

yamanaminewsletter_logo

山なみ通信

sidebar_minohdvd_logo_02

未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

sidebar_logo_yamafesta

sidebar_logo_yamafesta

3月12日(日)「こもれびの森」で花が咲く木の植樹などの活動を行いました。

「こもれびの森」(箕面市有林)は「生活環境保全林」に指定されており、市民の安らぎや憩いの場、雨水を貯えて、水源の涵養や土砂災害防止の役割を果たすなど、森林が持つ公益的な機能の向上が求められています。

「こもれびの森」は、数年前に台風で大規模な倒木被害を受けました。大阪府が倒木撤去を行い、金柵などを設置した後に、2020年から市民が中心となって、植樹活動やネットや道の補修などの整備活動を行っています。毎年この時期に行っていますが、植樹活動は、今年で4年目になります。

防鹿柵の外は、増えすぎたニホンジカによる食害で裸地状態になっています。昨年、試験的に植栽したミツマタ50本、順調に生育していることから、今年はハイキング道沿いに、さらにミツマタ50本、またシカが嫌いなアセビを30本、園芸業者に委託して、植栽しました。

シカが嫌いなミツマタ  アセビ

 

3月12日は、住友ゴム工業様から無償提供を受けた、カマズミ、ムラサキシキブ、タニウツギ各10本とエノキ15本、ヤマザクラ2本の計47本を植樹しました。Aネット(金柵)内、及びBネット(’金柵)外のハイキング道沿いに別途設置している防鹿ネット内に植樹しました。

植樹活動には、山麓保全委員会や箕面市公園緑地室のほか、箕面の山パトロール隊、箕面観光ボランティアガイド、箕面の森のきこり隊、みのおフォレスターズ、箕面マウンテンバイク友の会、箕面ナチュラリストクラブ、箕面生きもの会議、音羽山荘など、計41名にご参加いただきました。

植樹した苗木には参加者のみなさんにお持ちいただいた2Lのペットボトルの水やりをしました。

植樹作業に続いて、既設の単木用防鹿ネットの補修、樹木名札つけなどを行いました。

  

「こもれびの森」の緊急ポイントB9地点、及びAネット上の林道からは、遠く大阪湾を見渡せるビューポイントです。ビューポイントでくつろいでいただけるよう、箕面の間伐材で作ったベンチ計3台を設置しました。

このベンチは、明治の森箕面自然休養林管理運営協議会の協力で、箕面里山工房の皆さんが製作されました。

箕面の山パトロール隊員がAネットから雲鱗展望台方面に向かうハイキング道の整備を実施しました。

植樹した苗木たちが立派に成長するまでにはまだまだ時間がかかりますが、何年か先にはたくさんの愛らしい花を咲かせ、エノキやヤマザクラが大きな根で大地をしっかり支えてくれることを願っています。

園芸業者への植栽委託費用、防鹿ネットや資材の購入、苗木の調達など、このような植樹を行うためには、一定の財源が必要です。

今回の活動にかかわる費用約75万円は、市民の皆さまから山麓保全委員会にいただいた寄付金を活用させていただきました。

来年もこのような植樹活動を行う予定です。「こもれびの森」が市民の皆さまに親しまれ、健全な森の機能が活かされた森になるよう、引き続き、多くの皆さまのご支援・ご協力をお願いします。

NPO法人みのお山麓保全委員会 事務局090-1133-3615

カテゴリ:森の安心安全情報,箕面の山 災害復興情報,シカによる食害防止,生き物の多様性保全,法人寄付,災害復興募金

タグ:

投稿者:hideonaruse

投稿日:2023年03月15日 01時間19分33秒