箕面公園の「モミジの再生」について
下記の予定で、箕面公園で樹木剪定作業が行われますので、ご理解とご協力をお願いします。
☆日時:3月6日(火)・7日(水)終日 *作業進捗状況・天候により日時変更あり
作業に際し、周辺で通行規制及び一時通行止めが発生します。安全通行のため、係員の誘導に従い、ご通行をお願いします。
現在、箕面公園ではアラカシなどの常緑樹が生い茂り、箕面公園のみどころの一つでもあるモミジやカエデの景観が損なわれている箇所や、次世代モミジや他の樹木の成長に必要な日光が充分に届かない箇所が増えています。
そこで、箕面公園管理運営協議会/「もみじの再生」ワーキングや箕面公園管理事務所では、「モミジの再生」のために、行政や学識委員、市民団体などと協議会を開催し、試験剪定などの検証を踏まえて、今回の常緑樹の剪定作業を行う事としました。
箕面公園は、昭和31年に文化財保護法による「名勝」に指定、昭和39年に都市計画法による「風致地区」に指定、山間部を自然公園法による「明治の森箕面国定公園」に指定、近畿圏整備法による「近郊緑地保全地区」に指定されるなど、自然を守る取り組みが行われてきました。
こうした規制により箕面の自然は守られてきましたが、一方で手入れがされない事により、常緑広葉樹が繁茂しモミジやカエデなどの若木が育ちにくくなるなど、昔から人の手で保たれていた名勝としての景観の衰弱が目立ってきました。
名勝「箕面山」の景観を形成してきた箕面渓谷の紅葉の保全と次世代への継承を目的として、老木化し増えてきたモミジの倒木やアラカシなどの常緑樹の繁茂に対応すべく、学識者や行政や市民が協働して「モミジの再生」を進めています。
ご理解とご協力をお願いします。
カテゴリ:森の安心安全情報
タグ:,常緑広葉樹, 明治の森箕面国定公園, 箕面公園の「モミジの再生」について, 箕面公園管理運営協議会
投稿者:iinkai
投稿日:2012年03月02日 13時間32分20秒