3月5日(日)、第12期みのお森の学校8回目
今日はぽかぽかとした陽気に恵まれて午前の講義、
午後のハイキングと予定通り進行しました。
午前は、2部構成で盛りだくさん!
まずは、箕面龍安寺 麓己講(ふもとみこう)の上田芳弘講師による「箕面山は修験の山」と題し講義をいただきました。
やはり目が奪われ気になるのが、山伏装束と山伏って何?といった素朴な疑問。そして山伏と箕面山の歴史、山伏の修行とはという深い疑問まで約1時間、駆け足で昔の絵や写真を交えて非常に貴重なお話を伺いました。
続いて箕面ボランティアガイドの方から、午後からのハイキングで歩く滝道周辺の見所や歴史を写真や絵を交えて講義いただきました。これは午後からのハイキングが楽しみです。
午後のハイキングは3班に分かれ、各班に箕面ボランティアガイドの方が2名ずつついて滝道周辺コースをハイキング。山伏 上田さんも各班についてポイントを講義頂きました。
658年に役行者が修行・開山してから1359年、歴史が深く歴代天皇との所縁が見られる建造物や多様な著名人と箕面山の関わり、現場を訪れ、話を聞いて歩く楽しさは、箕面山に親しんで来た人も知らなかった、気付かなかった出会いと発見がありました。日本人にとって山は、生活の糧を支え、信仰の対象であり身近な存在であったこと、今日は、箕面山を通して、山と日本文化を見る視点を頂いた一日でした。(スタッフ大北)