第8回山林整備サポーター ボランティア養成講座開催
2023日5月27日(土)、箕面市粟生外院のヒノキ林(個人所有地)で山林整備ボランティア養成講座が開催されました。同講座は今回で8回目。
参加者は7名。午前中は、午後の実習地近くの自治会館で約2時間の講義を行いました。講義のおもな内容は「山林整備ボランティアはなぜ必要なのか?」「箕面山の現状と課題は?」「どのように整備を行うのか?」「安全作業のために順守しなければならないことは?」 ・・・などなど。
午後は実習現場へ。午前中に習った基本的な立木の伐倒方法の実践。その前に、参加者と実習の指導をしていただいた「箕面の森のきこり隊」(代表中川道夫さん)のみなさんと森の中で昼食会。
森の中では、時折、「ホトトギス」の”特許許可局”の澄んだ鳴き声が聞こえました。 実にいい声、気持ちいい!
さてヒノキ林の間伐の実践。ノコギリの使用経験の浅い人もおられたので、肩慣らしに丸太切りからスタート。
そして、いよいよヒノキの間伐。密集していて成長の悪い立ち木を選び、参加者全員が体験できるように交代しながら、基本の「受け口」「追い口」を作って数本のヒノキの伐倒作業を行いました。作業者が入れ替わるつど、立ち入り禁止区域の確認や避難場所の確保などの安全注意事項を復習しながら、基本的な人工林の間伐のノウハウを学んでいただきました。
そのあと雑木林に場所を移動して、今度は広葉樹の整備を行いました。実際のボランティア派遣の現場では、人工林と雑木林の両方があります。
数本の常緑樹を除伐し、伐採後の枝や葉っぱの処理方法などを学習。最後に使用した道具の片付け方を習い、午後の実習を終了しました。
今年度もボランティア派遣は10月後半から始まり、来年の3月まで行われる予定です。受講いただいたみなさんには、ぜひ本番での活躍を期待しています。一緒にいい汗かきましょう!(文責/成瀬)