「阪急阪神 未来のゆめ・まち基金」第7回助成対象団体に選ばれました!
NPO法人みのお山麓保全委員会(NPO山麓委員会)は、昨年10月に募集があった「阪急阪神 未来のゆめ・まち基金」 の第7回助成プログラムに応募し、地域環境づくりの分野で助成対象団体に選ばれました。
NPO山麓委員会は、箕面の山間・山麓部を守り・育て・活かすために、山林所有者・市民・行政が「協働」で行う様々な活動を広げ支えることにより、美しい山なみ景観や多様な環境や資源からの恵みを人々が将来にわたって享受できるように図る活動を行っており、森林が持つ様々な公益的な機能(※)を最大限発揮させることを目的としています。
(※)公益的な機能とは…
箕面のブランドであり、関西・大阪のシンボルである「四季折々に美しい山なみ景観」、安らぎや心身の健康を増進する「文化・レクリエーション的な機能」、豊かな水を育み、蓄える「水源涵養の機能」、土砂の流出・土砂災害を防ぐ「災害を防止する機能」、動植物の生息空間である「生物多様性の保全機能」の他、「大気を浄化し温暖化を防止する機能」「地域資源としての機能」「林産物など山の幸を生み出す機能」など。
しかし、
山林(山麓部の8割を占める民有地)の経済的な価値が減少し、山の手入れをする山林所有者がいなくなったことの他、近年増えてきたシカによる食害の影響やナラ枯れ被害の拡大、子ども達が身近な自然とふれあう体験が少なくなってきたことなど、現在さまざまな課題を抱えています。
こうした中で、NPO山麓委員会は、多様な活動を行っていますが、更に活動を推進するために「阪急阪神 未来のゆめ・まち基金」の助成プログラムに応募しました。
助成金80万円は、現在行っている活動をより効率的に行うための資材購入などの費用の他、新規事業にチャレンジするための費用などに活用させていただく予定です。