人と自然の入門講座「みのお森の学校」【第5日目】の講座(「森のおくりものを楽しもう!」「きこり体験をしよう」)を12月21日に行いました。
12月21日に行われた「森の学校」第5日目の講座。午前中は箕面文化交流センター(阪急箕面駅前)多目的室で「一休さんの自然工作教室」に指導によるクラフトリース作り「森のおくりものを楽しもう!」です。
受講生は、どんぐり、松ぼっくりやヒイラギなど山や野にある自然の素材を使ったクリスマスリース作りを楽しみました。
午後からは雑木林の整備「きこり体験をしよう」です。
準備体操を行った後、実際にヘルメットを身に着けて間伐実習を行いました。
女性受講者の半数近くはノコギリで木を切った経験がなく、講師に力の入れ方などを教わりながら直径約10センチの丸太切りを体験しました。
高木を切る際の「受け口」「追い口」の作り方や切り落とした枝葉の処理方法など、基本的な作業技術を習ったのち、全員で200平方メートルほどのエリアを整備しました。
2時間後、長年放置されて鬱蒼としていた森は明るい風通しの良い空間に変わりました。
ラーン・シェアリング(作業後の学習成果の共有)で受講生の多くは「森が確実に変身する姿を実感しました」「いい汗をかきました。爽快な気分で、はまりそうだ」「でも、ちょっと木がかわいそう」など、感想を話し合いました。
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人と自然の入門講座「みのお森の学校」
箕面の森を守る・育てる・活かす・楽しむ・学ぶ。四季折々に美しい箕面の森をフィールドとして、楽しい講義と実技体験で、明日の「箕面の森の守りびと」を育てる入門講座です。第10回目になる今年から新しくプログラムを充実して、9月から来年6月までの全10回講座として行っています。(受講料10,000円)
第11回目の講座も定員20名(受付順)で、来年春頃から募集する予定となっています。