「箕面新稲の森」が誕生します!
箕面市では、5月8日(火曜日)、新稲(にいな)地区にある約50000平方メートル(甲子園球場約1.3個分)の山林を無償で借り上げることで宗教法人真如苑(しんにょえん)と合意し、「市民緑地」として借地契約を結びました。
この度の契約は土地所有者である真如苑からの申し出に基づき、協議を重ねた結果で、これにより豊かな箕面の緑を保全していくことができます。
箕面市では、これまでも箕面の豊かな山麓部を守るため、景観法・条例に基づく「山なみ景観保全地区」の指定や公益信託「みのお山麓保全ファンド」の創設など、さまざまな法規制や保全活動を支援する仕組みを整備してきました。
「箕面新稲の森」は、市民体育館(スカイアリーナ)や大阪青山大学といった教育施設の裏山に位置し、隣接する市の緑地「教学の森」や府営箕面公園と一体となって豊かな緑を形成しており、この契約の締結により広範囲に渡る山林を保全していくことができます。
「市民緑地」とは、都市緑地法に基づき良好な都市環境の形成を図るため、都市近郊の緑地を所有者から市が借り上げて保全し、市民のかたが利用していくことができるものとする制度です。
今後の「箕面新稲の森」の利用方法については、自然観察会や自然体験のフィールドとしての利用などを、NPO法人みのお山麓保全委員会などが中心となり、住民ボランティアと連携しながら、周辺の緑地環境と一体となった活用を今後検討していくことになっています。
詳しくは、箕面市の報道資料をご覧ください。
写真、文章などについては、箕面市の報道資料を引用させていただきました。