2月20日才ヶ原池堰堤斜面の防鹿ネット、シカによる食害から守るための追加設置活動を行いました。
才ヶ原池の周辺では、池の北側に「生きもの会議」が、池の堰堤には「箕面ナチュラリスクラブ」が「みのお山麓保全活動の助成」を受けて、増えすぎたシカによる食害から守るための防鹿ネットを設置して、植生調査などの活動を行っています。
以前、設置した防鹿ネットは網目が10㎝目と大きく、シカが頭を突っ込んで動けなくなる事案が発生したため、10㎝目のネットの上に、網目の細かい5㎝目のネットを張ることにしました。
2月20日(月)午前10時から午後3時ごろまで、箕面ナチュラリストクラブと生きもの会議のメンバー6人が参加して、才ヶ原池堰堤斜面の防鹿ネット設置作業を行いました。
時折、小雨が降る中、作業はたいへんでしたが、無事防鹿ネット設置作業を終えました。
ネットを張り終えた後に、ヒヨドリバナやオカトラノオ、オトギリソウなどが生えやすいように堰堤斜面の南側のネット内の下草などを刈り取りました。
※追記
今回追加で設置した5㎝目の防鹿ネット計4張(50m×4張)の購入費用は、34,980円でした。この費用は、NPO法人みのお山麓保全委員会に市民の皆さまからご寄付をいただいた災害復興預り金から支出し、活用させていただきました。
シカによる食害で下層植生が劣化して、土砂災害の原因になるのではないかと危惧しています。シカ害対策や植樹などの活動のために、災害復興募金を募集しています。
下の目の細かいのが今回設置したネット