山林整備ボランティアを対象にした安全管理研修会を開催、「作業中の突然のトラブル対応について」学習しました。
山林整備ボランティアを対象にした安全管理研修会を、8月30日(日)、みのお市民活動センター多目的室で、講師に日本森林ボランティア協会理事・日赤救急法指導員の苫智子さん、金子譲さんを招いて行いました。
研修会には、みのお里プラ、杜の会、箕面の森のきこり隊、みのおフォレスターズ、箕面の山パトロール隊などの山林整備の活動団体と山麓委員会スタッフ、あわせて42名が参加しました。
今回の研修のタイトルは「作業中の突然のトラブル対応について」。前半は「山作業での危険とその回避方法」の講義。

(講師の苫さん)
リスク管理とは「これから起こる可能性のある危機や危険に備えておくための対策」。危機管理とは「すでに起こってしまったことに対してそれ以上悪化しないように状況を管理していくこと」。これらを念頭に、具体的な山作業におけるリスクと対応についての講義が始まりました。
★山作業での危険にはどんなものがあるか。 危険な動植物・天気の変化・地形やフィールドに起因する危険・機材や道具類・事前準備による危険の回避・・・について解説が行われました。
一息入れて後半は参加者全員での実習。
★三角巾の活用方法 基本的なたたみ方。止血の方法(直接圧迫止血法)、腕の骨折時の固定方法、頭部裂傷時包帯方法など。



次は、参加者が傷病者と救助者に扮してのケーススタディ。
ケーススタディ① 作業中に傷病者が発生。落石が直撃し、右腕から出血、左腕は骨折の可能性、意識が混沌としている。・・・救助者はどのように対応すればよいのか。


ケーススタディ② 複数の作業者が熱中症を発症。一人は意識がなく、もう一人は朦朧とした状態。さらに、救急箱を取りに行った者までもダウン。周辺にスズメバチの巣が。救急車を要請・・・さあどうする!


あらかじめ危険を想定し事故を未然に防止することは重要ですが、それでも、山林整備作業の周辺には危険要素は潜んでいて、ときに不慮のトラブルが発生します。
万一、傷病者が発生したら、先ずは、①傷病者も救助者も周りの者も冷静になること。②救助者自身の安全を確保し、二次災害の防止に努めること。③傷病者を安静に保つこと・・・。
こうした初動対応で被害の最小化に努めることも、また、極めて重要なことだと、参加者は再確認しました。最後に、全員で「ご安全に!」と唱和して研修会を終了しました。











