event_calendar-bannar

event_calendar-bannar

blog-bannar

blog-bannar

sidebar_visitor_03

sidebar_visitor_03

fund-bannar

fund-bannar

yamanaminewsletter_logo

山なみ通信

sidebar_minohdvd_logo_02

未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

sidebar_logo_yamafesta

sidebar_logo_yamafesta

「こもれびの森」で、3月20日(祝)総勢50人が参加して、植樹など整備活動を行いました。

2018年の台風で、広範囲にわたる倒木被害を受けた「こもれびの森(箕面市有林)では、「生活環境保全林」として、憩いの場の提供や水源涵養、土砂災害防止などの公益機能の回復をめざして、2020年以後毎年、市民が中心になって、植樹と防鹿ネットの設置や補修、下草刈りなどの活動を行ってきました。

 

3月7日(金)には、2023年6月に一部損壊したシカ除け用の金柵(A.B.C柵のうちのB柵)を補完する目的で、作業道沿いに別途、防鹿用グリーンネットを設置、続いて、今回、3月20日(祝)に植樹活動を行いました。

 

こもれびの森ではシカの食害の影響などで、これまでに行ってきた植樹木の一部が残念ながら枯死してしまいました。

そこで今回は、ウリハダカエデ、コバノガマズミ、カマツカ、タニウツギ、ネムノキ、エゴノキ、ハゼノキの計54本を、それらの枯死木の植え替えを中心に行いました。

なお、できる限り地域性苗木を活用したいと考えて、苗木はすべて公益財団法人京都市森林文化協会から購入しました。

 

今回の活動には、山麓保全委員会のほか、箕面の山パトロール隊、箕面観光ボランティアガイド、箕面の森のきこり隊、みのおフォレスターズ、箕面生物多様性会議、 箕面ナチュラリストクラブ、清水谷を守る会、MAPといった日ごろ箕面の山や森で活動されている市民団体のほかに、三菱UFJ銀行千里中央支店のみなさんや音羽山荘のみなさん、総勢50人が参加しました。

3班に分けて、枯死木の植え替え、防鹿ネットの再設置を行いました。傍らでは、過去に植樹したミツマタが満開。

地面が固くスコップで穴を掘るのに一苦労。

三菱UFJ銀行千里中央支店の行員のみなさんが助っ人に。

滝道の音羽山荘のみなさん。

 

植樹作業のほかに、今回は、大阪市内の高層ビル街や遠く大阪湾が臨める林道沿いで、眺望を邪魔しているアカメガシワなど先駆樹を切るなどの整備を並行して行いました。

また、路肩が崩れたBネット(金柵)とCネット(金柵)間の作業道沿いに、山の中の土(埋土種子を期待)にシカの準不嗜好植物とされるススキと先駆樹のセンダンの種子を混ぜ込んで散布しました。裸地化を食い止めるのが狙いです。

 

以上、作業は午前中で終了しました。

なお、植樹の苗木購入費や先に実施した防鹿ネットの設置のための資材費などは、山麓保全委員会に寄せられた災害復興募金を活用させていただきました。

※災害復興募金は、山での植樹などに使途を限定した募金

多くの皆さまのご箕面の山の災害復興のための募金、およびみのお山麓保全委員会の活動への募金(箕面の森の守りびと/サポート会員)に、引き続きご支援とご協力をお願いします。

協力いただいたみなさんにあらためてお礼申し上げます。お疲れさまでした。