毎年、紅葉シーズンなど、勝尾寺周辺の府道で、大渋滞の発生や路線バスの大幅な遅延が発生していることから、勝尾寺園地周辺に、大規模な駐車場の整備を検討されていましたが、箕面市としては、自然環境の破壊はせずに、二次交通を活用した回遊ルートの整備により、渋滞緩和や観光客の利便性向上などの課題解決を図ることになりました。

今年の秋に、シャトルバスの運行（箕面駅発着⇔箕面大滝⇔勝尾寺、みのおキューズモール⇔勝尾寺）が実施され、「電車+バス」「車+バス」の公共交通機関の利用促進により、箕面ドライブウェイのマイカー流入が抑制され、渋滞緩和に効果があったと報告されています。

※渋滞の長さ：昨年2.3kmが本年1.2kmに減少（速報値）

※バスツアーの参加者：約3,000人と利用者が増加（速報値）

初詣シーズンにおいても、毎年、渋滞が発生していますが、本年度はシャトルバスの運行により、二次交通（バス）を活用したマイカーの抑制による渋滞緩和、及び勝尾寺、箕面大滝、滝道の回遊促進などを目的とした初詣企画（箕面開運めぐり）が箕面観光協会主催で実施されます。

ぜひ、ご利用くださいませ。

阪急箕面駅からシャトルバスを利用した初詣企画（←こちら）

（←こちら）

箕面の自然環境がもたらす多面的な価値を再認識するとともに、市民・事業者・行政が協働して、山なみ景観や動植物の保全に取り組み、豊かな自然環境を箕面のブランドとして、守り育てていくことを念頭に置いた、持続可能な箕面の観光戦略が推進されようとしています。

千里中央から勝尾寺までの直行バス/初詣（←こちら）