生物多様性への悪影響が懸念される「シンテッポウユリ」、箕面でもたくさん見られるようになりましたが、どのように対処したらいいのでしょうか?
下は、箕面の山麓線沿い、箕面市浄水場交差点から東斜面に、ユリが開花している写真です。たくさんの「シンテッポウユリ」が見られます。(8/22午前事務局撮影)
8月ごろ、きれいな花を咲かせますが、環境省の外来種リストにも指定されています。
繁殖力が非常に強く、生物多様性への悪影響が懸念され、対策の必要性が指摘されています。
ここ以外にも、如意谷住宅東斜面、彩都トンネル西の市道斜面にも、たくさん咲いています。
大阪府立環境農林水産研究所のホームページでは、「外来ユリの拡散を防ぐ
ための緊急対応を行いました」との記事が掲載されています。
[環境][お知らせ]外来ユリの拡散を防ぐための緊急対応を行いました | 大阪府立環境農林水産総合研究所 (kannousuiken-osaka.or.jp)
シンテッポウユリは、在来種で九州南部や沖縄などに分布するテッポウユリと、台湾原産の外来種であるタカサゴユリの交雑種だそうです。
10月24日(日)午後から、箕面文化交流センター8階で、箕面の外来生物の生物多様性への影響を考える研究フォーラムを開催する予定です。
外来生物の問題に、どのように対処するのか、何ができるのか、難しい問題ですが、私たちができることを考えたいと思います。
※研究フォーラムの概要は、決まり次第、ブログや山なみネットのホームページで公開させていただきます。
※新型コロナ感染防止対策のため、中止や延期となる場合があります。