event_calendar-bannar

event_calendar-bannar

blog-bannar

blog-bannar

sidebar_visitor_03

sidebar_visitor_03

fund-bannar

fund-bannar

yamanaminewsletter_logo

山なみ通信

sidebar_minohdvd_logo_02

未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

sidebar_logo_yamafesta

sidebar_logo_yamafesta

12月8日、箕面マウンテンバイク友の会の皆さんが地元粟生地域の自治会の皆さんといっしょに「素盞鳴尊(すさのおのみこと)神社」のまわりの清掃活動を行いました。

「素盞鳴尊(すさのおのみこと)神社」は、粟生地域の地域住民が奉祀してきた鎮守総社です。

鎌倉時代の文永8年(1271)の古書によると、当社は天王社と号しており、例年9月の大祭には神事の相撲を奉納していたことから、そのころの創建にさかのぼることは確かなようです。

また、この神社周辺では、照葉樹林が残っており、毎年ゴールデンウィークのころにはシイ林が花を咲かせます。(箕面では、瀧安寺周辺が有名ですが、大宮寺や素盞鳴尊神社の社寺周辺に残存しています)

箕面マウンテンバイク友の会は、山麓部の里道でマウンテンバイクを利用される方に、ハイカーなどの他の利用者と共存できるように、ハイカーに出会った時は笑顔で挨拶する・出会ったら道を譲る・鈴をつけるなど、マナーを守るように、マウンテンバイカーに呼び掛けています。

マウンテンバイクやトレランなどは、若い人が山と親しむ新しいライフスタイルですが、一方で、地域住民の方に理解されているわけではありません。

箕面の山は、昔は里山として、燃料(柴・薪・炭)採取などで利用されてきましたが、1960年代から始まる燃料革命により利用されることがなくなり、50年~60年位、放置されてきました。今は、里山放置林となっており、人の手が入ることが少なくなっています。

「素盞鳴尊(すさのおのみこと)神社」の近くには、「粟生高原自然歩道」というハイキング道があり、マウンテンバイクの方も利用されています。

放置された里山を少しでも手を入れたいという地元の要望と、マナーを守ってマウンテンバイクを楽しみたいという要望を受けて、まずはお互いに顔見知りになろうという観点から、いっしょに「素盞鳴尊神社」のまわりの清掃活動を行うことになりました。

箕面マウンテンバイクの皆さんは、粟生高原自然歩道を利用されると同時に、倒木や道の整備などもされる予定です。

これを機会に、若い人と地域の方の交流が深まり、放置された里山の手入れや適切な利活用が進んでいくことが期待されます。

カテゴリ:イベント情報,山林整備サポート,みのお山麓保全助成金 助成活動

タグ:

投稿者:sanroku

投稿日:2019年12月11日 11時間34分26秒