10月26日(土)「ナラ枯れ」被害防止研究フォーラムが行われました。
10/26、「山とみどりの市民イベント」の一環として、みのお市民活動センターで「ナラ枯れ」被害防止研究フォーラム(報告会)が行われました。
箕面の山でも「ナラ枯れ」被害が増えている事から関心も高く、府や市の行政職員、箕面市や豊中市の市民など27人が参加されました。
最初に、大阪府北部農と緑の総合事務所から大阪府のナラ枯れの被害の現状や対策についての報告を受けた後、NPO山麓委員会事務局から被害防止のための市民と行政の「協働」の取り組みや課題についての報告がありました。
次いで、箕面の現状について、「ナラ枯れ」被害防止プロジェクトチーム(竹田光廣さん)から、今年の被害状況や具体的な活動の内容、現場での奮闘の様子などの報告がされました。
又、アース製薬㈱から粘着シートを活用した捕獲研究結果や豊中市の島熊山の雑木林を守る会から、今年から始まったナラ枯れ被害防止の現状などについての報告があり、最後に、会場からの質問タイムの後、2時間15分にわたった研究フォーラムを終了しました。
11月末位から枯死木の伐倒くん蒸処理が始まりますが、増えた被害木に対して効率的で適切な対策実施を行うための取り組みが求められています。