山の恵みを人が麓で活用する/「杜の会」の活動
2013年1月13日 晴れ 最高気温7度 湿度50% 風速2m 参加者7名
第60回「杜の会」の活動を行いました。
朝礼後、体操をして、まず、山林所有者さんの畑に持ち込む落ち葉(大袋10袋分)を詰めました。
まずH代表が見本に詰め、皆が同じ重さにする。
Aさんも全体重で圧縮するが見事に軽すぎて、詰め直し。
苦闘を見かね、「落葉を皮手袋で握り潰してから隅に詰め込む。」と代表が秘伝公開し、皆の手助けで、落ち葉袋づくりをクリア。
この落ち葉、農家さんでもある山林所有者さんの畑で肥料として活用します。
落ち葉袋とあわせて、竹林から切りだした「ごぼう用の竹筒」を運びます。
運び出すための小道、とても落ち葉で滑りやすいので竹の天秤棒と杖を作り運ぶ。
寒さが吹き飛ぶ。
活動地が道路から近いのは幸い。今日伐採の竹は10本弱。
Mさんは早々と落ち葉2袋詰められ、ツルハシだけで階段作り着々と続けられる。
皆さんの活躍で集まったトラック満載の、落ち葉10袋とごぼう用竹筒は、当活動地の山林所有者さんに大好評で、次回もよろしく、とご依頼をうける。
全員が去るまでお見送りいただき恐れ入る次第でした。
山の恵みを人が麓で利用する、本来の里山整備に近づいた活動を行う事ができました。
寒い中、皆さま本当にありがとうございました。おつかれさまでした!
*「杜の会」の皆さんの報告を、NPO山麓委員会事務局が要約して掲載させていただきました。「杜の会」は山麓部の山林を自然緑地として同意された民有地を山林所有者さんからお借りして里山整備の活動を行っています。毎月、第2日曜が活動日です。