箕面の山のハイキング道のシートの破れをハイカーから通報を受けて、ナラ枯れ防止グループが補修を行いました。
ナラ枯れ防止グループは、2009年からどんぐりのなる木を守るために、活発な活動を継続して行っています。
冬場の今、箕面市は予算が確保できた範囲で、昨年枯れてしまった被害木の伐倒燻蒸処理を行っていますが、同グループでは、処理できなかった枯死木から、カシノナガキクイムシが大量に羽化脱出して被害が拡大することを防止するための応急処置などを行っています。
下の写真は、勝尾寺参道で、シートが破れてしまった様子の写真です。
この木は、枯れてしまった木(赤いテープ)で、粘着シートを巻いて、カシナガの脱出を防ぎ、その上にはポリフィルムを巻いて処理しています。
3月6日(月)ハイカーから、NPO山麓委員会事務局にナラ枯れのシートが破れていると電話があり、樹木に貼り付けているテープナンバーも教えてもらいました。
事務局が同グループに連絡をして、テープナンバーから場所を確認して、3月10日(金)の活動日に補修していただきました。
同グループの竹田さんの連絡では「ノシシが体をこすりつけて破れてしまったようです」とのことでした。
ナラ枯れで枯死した木は、早くに朽ちて、危険木になる恐れがあり、同グループは、箕面の山のハイキング道を中心に、被害の拡大の防止や予防の活動を行っています。
ナラ枯れ防止グループの活動の応援をお願いします。