カシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」枯死木が発見されています。四季折々に美しい箕面の山なみを守りましょう!
下の写真は、阪急箕面駅前のサンプラザ1号館からも見えますが、府営箕面公園、箕面川右岸、スパーガーデンから桜広場の間の「ナラ枯れ」被害木です。(7月15日の写真)
「ナラ枯れ」被害防止PT(座長:竹田光廣さん)は、遠望調査から被害木を発見して、急峻な山を登り、枯死木を特定し、被害木には黄色と赤のテープを巻きました。(樹種:コナラ、幹周り158cm/樹径50cmの大木)
箕面では、市民ボランティアと努力と行政との協働により、被害の急拡大は一定程度、抑えられていますが、今年も被害が発生しています。毎年7・8月に枯死する木が増えるので、早期発見と応急処理を行っています。
平成26年度(2014年)、ナラ枯れPTが発見した箕面の山の「枯死木」は、7月20日現在で12本です。(4/30:2本、6月:5本、7月:5本)
過去の枯死木は、平成23年(2011年):19本、平成24年(2012年):32本、平成25年(2013年)は152本でした。
又、山間・山麓部だけでなく、関西電力の総合運動場や瀬川神社など、町なかの民有地でもナラ枯れの枯死木が発見されています。
ナラ枯れPTでは、枯死木の早期発見と応急処置を行っていますが、一緒に山に入って作業を行っていただける方を募集しています。NPO法人みのお山麓保全委員会事務局までご連絡をお願いします。
下は、2012年7月の高槻市の航空写真です。紅葉の季節でもないのに、木が枯れたところが赤茶色になっています。箕面でも何もせずに放置しておくとこのようになると思われます。