「ナラ枯れ」被害防止に関する情報交換会
2月21日、箕面市主催で箕面市内の「ナラ枯れ」被害防止のための情報交換会を行いました。
「ナラ枯れ」被害の防止のためには、最新情報の共有化と意見交換、役割分担が重要です。
連絡会には林野庁(京都大阪森林事務所)、大阪府(北部農と緑の総合事務所・池田土木・箕面公園管理事務所・箕面整備事務所)、箕面市(農とみどり政策課・公園課)などの皆さまとNPO山麓委員会のナラ枯れPTのボランティアスタッフ、あわせて18人が参加しました。
最初に、箕面市内で把握されている被害状況と対処状況の確認を行いました。昨年の集計では、枯死木は36本・生存木は346本であり、枯死木及び被害大きい生存木については、現在「伐倒・くん蒸処理」を行っている事から、年度末における最終集約を箕面市農とみどり政策課が行う事としました。
ナラ枯れPTからは、PR広報活動や早期発見と応急処置、他市の団体との連携などの報告がありました。
NPO山麓委員会事務局からは、アース製薬が調査したコナラ枯死木からのカシナガの高さ別の捕獲結果や最新の粘着シートの開発情報などの報告がありました。
行政(国・府・市)と市民団体が連携しながら、できるだけ「ナラ枯れ」被害が少なくなるようにチームで活動しています。
「ナラ枯れ」被害防止PTでは、被害木に粘着シートを巻くなどのボランティアを募集しています。ご協力をお願いします。