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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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みのお森の学校19期10月15日 3回目里やってなんだ?植物の様子を調べようが行われました。

10月15日(日) 森の学校3回目里山ってなんだ?里山の基礎知識について学びました。
午前中の講義では、「里山学習の意義」を岩崎昭司先生に教えて頂きました。
里山とは、わかりやすく言うとと、“ふる里を思い出させる景観”とのことだそうで、日本
昔話を思い浮かべるとイメージがしやすそうです。
岩崎先生によると、日本の自然環境保全にとって「里山」が大きな関係を持ち、注目され
ているそうです。その里山を広義で捉えると、生活資源の大半を自給自足し精算と消費が
完結している農村の環境全体であり、人の生活と自然環境との働き合いによって成立した
生態系である、というお話しがありました。
まさに、里山では自然の恩恵を受けて生活を営む循環型社会だったんですね。
でも、人の暮らしと結びついていた里山も、拡大造林政策によってスギやヒノキの植林が
推進される一方、安価な輸入材が流入した結果、里山林が放置され荒廃してきているそう
です。
そういった放置された里山管理の基本的な方向性も変化しており、人と環境が共存する社
会づくりを目指している、という大変興味深いお話しでした。
本日の午後からは、こもれびの森へ移動して、里山の植生調査の体験実習を行いました。
秋晴れのさわやかな1日で最高のお天気でした。
植生調査の目的は、“出現する生物多様性などの特徴と問題点を把握し、目標とする植生に
導くため、あるいは目的とする植物を増やすための基礎データを作得ること”だそうです。
方法は、あらかじめ調査面積(10m×10m)に仕切られた中に、どのような樹木が生えて
いるかを調査しました。樹木名、樹高、直径、被度をそれぞれ担当に分かれて行い、
慣れない中での作業でしたが、60本近くもの樹木の調査を行うことが出来ました。
普段できない貴重な経験ができ、美味しい空気をいっぱい吸って、汗を流し、心も体もリ
フレッシュできました。

カテゴリ:みのお森の学校

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投稿者:shitanishi

投稿日:2023年10月20日 15時間43分18秒