【みのお森の学校18期】4月2日「これぞ里山 台場クヌギ林&菊炭窯見学」を行いました。
本日のみのお森の学校は校外学習です。
「日本一の里山」と言われる、川西市の黒川地区を巡りました。
参加者の受講生は、16名 スタッフ8名 補講の受講2名での参加です。
案内人の安田勇人さんによると、かつて里山は薪炭燃料を得るため、あるいは落ち葉から堆肥を作るためなど、人々の生活と深くつながっていたそうです。
そのつながりを、今もなお見ることができる黒川地区。
山が実際の生活に利用されることによる、モザイク状の景観がとても美しかったです。
そして、土台を残し8~10年周期で伐採を繰り返す台場クヌギ。
旺盛な萌芽力に強さを感じました。
樹皮が黒っぽいクヌギは樹液が染み出ているそうで、そのような木を見つけると、クワガタがいるかもしれない!と思われるそうです。
生き生きとした安田さんの説明はクワガタ愛にあふれていて、聞いているみなさんもワクワクしているようでした。
午後からは、菊炭を作っている今西窯さんを見学させていただきました。
茶道に用いられる菊炭はクヌギから作られ、切り口が綺麗な菊の模様になります。
職人の今西さんから、良い炭を作るには経験と勘が必要だとうかがい、炭作りの奥深さを感じました。
ちょうど炭焼きをしている窯からは煙が上がっており、森の学校のみなさんから「昔なつかしい」「いいにおい」という声が聞かれました。
本日は晴天のもと、エドヒガンザクラを見ながらたくさん歩きました。
日本一の里山で心身ともにリフレッシュできたような気がします。
(文責 スタッフ山北)