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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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【みのお森の学校18期】12月4日(日)5回目 「森林生態学」「リース作り」

12月4日(日)みのお森の学校 違うって素晴らしい「森林生態学」
森のおくりものをたのしもう!「クラフト。リース作り」

午前中の講義では「森林生態学」を永川賢治先生に教えていただきました。
永川先生のお話はとても興味深く、「なぜ葉っぱは緑色?」「草と木の違いは?」「落葉広葉樹の葉っぱはなぜ紅葉するの?」「高度があがると太陽に近づくのに、なぜ気温は下がる?」など、素朴な疑問に対する説明を丁寧にしてくださいました。
例えば、紅葉は、水分や養分が不足する冬の時期を母樹が乗りきるために、葉っぱの養分クロロフィル色素を分解し回収し、葉を離層する現象、と教えていただきました。
養分を回収してから葉を落とすという、木の生き抜く知恵を感じますね。木って賢い!
また、光の三原色・色の三原色や、フィボナッチ数列などのお話もおもしろく聞かせていただきました。
時折スライドに差し込まれている八甲田や奥入瀬の写真はとても美しく、思わず目を奪われました。
スライドの資料にはきちんと出典のアドレスが明記されており、ご講義の内容をしっかり裏付けされているように感じました。
永川先生は「お話しした中からひとつでも興味を持ってもらえたら」とおっしゃっていました。
おもしろいと思われたことは、ぜひご自身でも調べてみてくださいね。
わくわくする気持ち、知的好奇心は宝物です★


午後からは、一休さんの自然工作教室の方々にご指導いただきながら、クリスマスリースを作りました。
アケビやフジのつるで作られたリースに、さまざまな素材をグルーガンやワイヤーでつけていきました。
てんこ盛りにしないで自然のリースを活かすように、と説明を受けましたが…みなさん、どうでしたか?
素敵な素材を見るとたくさんつけたくなりますよね(^^)
また、素材の名前を熱心に聞かれている方もいました。
アオギリやヤシャブシ、オキナワスズメウリ、ハナズオウなど、木の実の名前を楽しみながら学べる時間になりました。
最後に、おふたりずつ前に出て作品とテーマを発表しました。
講師の西岡稔さんは「年々作品が素晴らしくなってくる」と絶賛されていました!

スライドショーには JavaScript が必要です。


森林生態系の働きのおかげで、森の恵みを少しいただくことができて私たちの生活が少し豊かになる、という自然との共生を実感した一日でした。
(文責 スタッフサポーターレポート山北)

カテゴリ:みのお森の学校

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投稿者:shitanishi

投稿日:2022年12月15日 15時間58分31秒