【みのお森の学校18期】11月27日(日)第4回 その2 「きこり体験をしよう!!」が行われました
11月13日の午後に予定していた「きこりを体験しよう—雑木林の整備」が雨のため順延となり、27日午前にあらためて行われました。今回も生徒皆さんの出席率はとても優秀 18名の皆さんで、箕面駅からタクシーに分乗して行きました。
この日は前回と打って変わって好天となりました。コナラやタカノツメなどが見事に黄葉にした中で実習は行われました。
まずは、ノコギリに慣れるために、直径10cmぐらいの丸太の玉切りで、軽くフォーミングアップ。ノコギリで木を切ることが初めてだ、という人や中学生の時の技術の時間以来何十年ぶり、とういう人、はじめは、少し力んだり、まっすぐに刃が引けなかったりと苦戦する人も見受けられましたが、ちょっとしたコツをレクチャーされるとすいすいと切れるようになりました。
切り終えて、丸太の切り口の年輪を見つめたり、鼻を近づけて匂いをかいでみたり、それぞれが小さな感動を見つけていました。
ノコギリの感触をつんだところで、前回の植生調査エリア内の整備に移りました。林内を暗くしているヒサカキやアラカシといった照葉樹を切って、明るい光が差し込むようにすることを目標に、1時間程度の整備作業を行いました。最後に、受け口と追い口を切り込んで、目標の方向に倒すといった立木の基本的な伐倒方法を学習して、今日の課程を終えました。
今日は山の中でランチタイムです。
秋空、山の空気とお弁当、とても美味しくいただき 帰り道は紅葉を楽しみながら下山しました。
すっかり明るく、風通しのよくなった林内をみて、受講生のみなさんは山林整備の意味とともに若干の疲れと爽快感、木を切る達成感を実感されたようでした。
(文責/成瀬)