【みのお森の学校】第13期10月1日(日)第2回目の講座が20名の出席で開催されました。
10月1日(日)【みのお森の学校】第2日
午前中は「フィールドを知ろう」(箕面の植生・樹木と植物)と題して中瀬校長の講義です。
最初に箕面山のスライドが映し出され、シイの咲いている光景、箕面のシンボルになりつつあるアオバスクを紹介頂き、そこから中瀬校長の「箕面の森ってどんな森?」「木と草の違いは?」「森林とは?」「里山とは?」と質問を投げかけられながら、スライドを利用して降水量と気温で決まる生物分布について、箕面の里山の特徴、各樹木を観察する上でのポイント、里山を代表する樹木等、笑いを交えながら終始、和やか雰囲気で行われました。
午後からは「木々と友達になろう」(樹木の観察)と題して再び中瀬校長の講義です。
秋晴れの素晴らしい天候の中滝道から聖天展望台までのコースです。
最初に上空から一匹の鷹に歓迎してもらい観察のスタートです。
ナラ枯れの木、モミジの生育場所から始まりコバノミツバツツジ、ネジキ、モチツツジ、ソヨゴ、リョウブ、等樹木や葉に触れ、匂って五感で違いを確認し、コナラ、アベマキ、クヌギ、スダジイ等の葉やどんぐりの違いを教わりました。忘れないでいたいですね。
少しの距離しか歩いていないのに自然がいっぱい、キノコ類、鳥、昆虫、特に印象的だったジョロウグモの雌の大きさと雄のはかなさ、恐怖のスズメバチとの遭遇ありました。
今日一日、中瀬校長ワールドで箕面の魅力いっぱい吸収されて本日は終了しました。
講義終了後、交流深めるため懇親会が開催されました。「乾杯!!」の掛け声とともに楽しい宴が始まりました。皆さんそれぞれ箕面が好きなばかり、交流も深まりました。
来年の9月までよろしくお願いいたします。(文責 nakagawa)