2020年度9月20日に「第16回みのお森の学校」を開講しました。
今年度は、コロナ禍で3月以降やむなく休講となり修了できなかった昨年度の15期生のうち、再受講を希望された11名を含めて、計23名でのスタートとなりました。
今年は、コロナ対策でいつもの年とちょっと違う雰囲気。会場はいつものサンプラザ会議室から、少し広い箕面駅東側すぐの「平尾会館」に場所を移し、受講生のみなさんにはマスク着用、受付での手指の消毒、健康チェックリストの記入をお願いしました。
初日の午前は入校式。フェイスシルード姿の校長先生から歓迎のあいさつ、次に事務局から今後の日程やカリキュラムなどについてのガイダンス。
厳粛なる入校式はこれでお仕舞。一人ずつ自己紹介して幾分緊張がゆるむと、中瀬校長先生による「森の楽しみ」でさっそく講座が始まりました。
お昼からは、森林セラピストの永浜久美惠講師の案内で森の散策。滝道の一ノ橋を左に入ってサクラ広場へ。
ケヤキの大木を両手で抱きかかえ、広場ではビニールシートを敷いて寝転び、10分間じっと眼を閉じてリラックス。
シイの森では、ゆっくり深呼吸してからふいに空を見上げ、樹冠の葉っぱがほか枝の葉と重なるまいと境界を譲り合うように配置された不思議なモザイク模様を見たりしました。受講のみなさんは、こちらも、いつもとちょっと違う、五感で感じる森の楽しみ方を実感されたようでした。(文責・成瀬)