sidebar_visitor_03

sidebar_visitor_03

blog-bannar

blog-bannar

event_calendar-bannar

event_calendar-bannar

fund-bannar

fund-bannar

yamanaminewsletter_logo

山なみ通信

sidebar_minohdvd_logo_02

未来につなぐ森づくり

sidebar_logo_yamafesta

sidebar_logo_yamafesta

明治の森箕面国定公園内/才ヶ原林道で、7/29(金)から10/23(日)の87日間行われる予定の「ドライブスルー箕面イルミナージュ/ハワイアンイルミネーション」について(情報提供・懸念・反対の声)

5月末に山麓保全委員会宛に(一社)日本イルミネーション協会から後援・協力・協賛要請の文書が届き、6月1日に同協会理事が山麓保全委員会に来られて、概要について説明を受けた「ドライブスルー箕面イルミナージュ/ハワイアンイルミネーション」の件について、6/9現在、箕面市からは後援名義及び道路使用許可は出ていませんが、7/1(金)から仮設工作物の設置工事が行われる予定であり、多くの市民や関係者からの問い合わせがあることから、情報提供をいたします。

◆イベントの概要について

事業名称:ドライブスルー箕面イルミナージュ(仮称)

開催期間(予定):2022年7月29日(金)~10月23日(日)87日間

開催時間(予定):19:00~21:30(18:30受付開始・21:30受付終了)

入場料金(予定):1台平日 5,000円 土日祝・お盆 6,000円

シャトルバス 阪急箕面駅発着 3,000円

主催:一般社団法人日本イルミネーション協会 JIA Web (jia-or.jp)

チラシでは後援/箕面市と表記されていますが、6/9時点でも箕面市の後援や道路使用許可は出ていません。

後援が出ていないのに関わらず、勝手に箕面市、箕面市観光協会、箕面商工会議所などの名義が使用され、早期割引きのキャンペーンもなされていました

箕面市からの抗議を受けて、現在は同協会のホームページからは削除されています。(チケット販売のサイトでは、まだ掲載されているところがありました。)

3/6まで開催されていた「ドライブスルー堺イルミナージュ」

日本初!ドライブスルーイルミネーション 大阪 堺市にて3月6日(日)まで開催|一般社団法人 日本イルミネーション協会のプレスリリース (atpress.ne.jp)

◆当該イベントについて、山麓保全委員会が把握している情報と懸念点について以下に記します。

〇公民連携箕面観光戦略会議との関係について

箕面観光戦略会議から出た企画ではなく、同協会からの持ち込み企画です。

〇なぜ、才ヶ原林道で行うのか?なぜ、ハワイなのか?

大阪都心から近い箕面で夏の期間に夜景を楽しんでいただくため、また、地域の観光集客向上・地域経済活性化のために実施したいとのことでした。

※明治の森箕面国定公園やその周辺で行われるイベントのテーマが、なぜハワイなのかという懸念や反対の声があがっています。

〇才ヶ原林道の使用許可の状況(箕面市道路管理室)について

才ヶ原林道は、市の管理する道路であり、「法定外公共物の使用許可」について、同協会から申請を受け付けており、「法定外公共物の使用許可」は市内の公園利用と同じ扱いとのことです。

※才ヶ原林道の一部は、明治の森箕面国定公園内にあり、有料で箕面国定公園を利用することから、自然公園法の理念にそった何らかの手続きが必要でしょう。

〇明治の森箕面国定公園内の自然や動植物に対しての影響について

仮設構造物は林道内に設置することしており、周辺の自然木への取り付けはしないとのことです。

夜間の光源はホタルなどについては影響がありますが、現在ホタルの生息が確認されている場所は才ヶ原林道からはやや離れています。

※その他の生き物や植物に与える影響については、現時点では不明ですが、実施事業者が主体的に環境アセスメントやモニタリング調査をすべきだと考えています。

〇不法投棄ゴミへの対策について

箕面の山パトロール隊発足(2004年)以来、のべ約4万人が参加して、171トンを超える不法投棄ゴミを箕面の山間・山麓部から撤去しました。市民が中心になって、毎年・毎月継続して、不法投棄ゴミの撤去の活動を行っています。

不法投棄ゴミの多くは、車から投棄をされる傾向があります。

※主催者の責任で、林道及び周辺の林内を含めて、毎晩の林道閉鎖後に、不法投棄ゴミを撤去すべきであり、期間終了後には、谷底を含めて不法投棄ゴミの有無の確認と撤去をすべきでしょう。

〇昼間の利用者への配慮について

箕面市道路管理室では、才ヶ原林道とハイキング道が交わる地点には、事故防止のために仮設構造物を設置しないよう求めています。

才ヶ原林道は、箕面の自然を楽しむために来訪されたハイカーや行楽客が利用するメインのハイキング道ですが、昼間に自然公園を利用される方がイルミネーション設備を目にすることは違和感が大きく、既存の利用者からの苦情が予想されます。

※昼間は仮設構造物を隠すなど、多くの自然公園使用者への配慮が必要です。

〇府道の渋滞や違法駐車について

約3キロのコースの内、入口(出口)の70m先に、ブース(チケットのモギリなど)を設置して渋滞や違法駐車を防止する計画です。

〇イベント実施に際しての事前説明会の開催について

その他にも、期間中に発生する恐れのある台風や強風に対する対策、会場内及び会場付近で交通事故が起きた時の対策、車から降りて写真を撮る場合の対策などが必要と思われるため、開催されるとしても、同協会や箕面市からの説明責任があると考えています。

※出来るだけ早期に、既存の利用者や関係者などを対象とした説明会の開催を要請します。

【追記】

〇国立公園内での夜のイベントの事例

≪阿寒摩周国立公園での夜のコンテンツ充実≫

阿寒湖周辺では、明治時代から地元の自然保護活動の積み重ねより、原生的な自然が開発されずに、維持されています。

その国立公園を舞台に、夜の森を冒険する体験型観光コンテンツ「カムイルミナ」が2019年から行われています。

事業者が主体的に環境アセスメントやモニタリング調査を実施した結果を受けて、事業の開始時期や内容の見直しなど、順応的な管理体制を構築して、収益の一部は保護活動に寄付されるなど、持続可能な地域づくりに貢献しています。

「カムイルミナ」は、夜の森を舞台に、北海道の先住民族であるアイヌの文化や神話をモチーフにいたものであり、その根幹である「自然との共生」というメッセージを伝えています。

国立公園満喫プロジェクト.pdf (env.go.jp)

〇なぜ、ハワイなのでしょうか?

箕面市が公民連携で検討していく予定の観光戦略では、箕面の自然や景観等を活用した持続可能な観光の実現をめざしています。

今回の企画はハワイが主なテーマであり、箕面の自然との共生というメッセージ性は全くなく、豊かな自然やみどりを大切にした箕面のまちづくり、箕面のブランディングに対して、大きなマイナス効果が出るのではないかと懸念や反対の声が上がっています。

事業者の持ち込み企画に乗りかかるのではなく、箕面らしい観光戦略を構築して、持続可能な「自然との共生」をテーマとしたコンテンツを開発すべきではないでしょうか?

箕面市が後援や使用許可を出していないのにも関わらず、勝手に早期割引きのキャンパーンを展開するような事業者に、私たちが長い間、守り・育て・活かして来た大切な箕面の山で、ハワイをテーマにしたイルミネーションを許可することは出来ないでしょう。

 

 

 

 

カテゴリ:イベント情報,箕面ビジターセンター

タグ:,

投稿者:sanroku

投稿日:2022年06月09日 18時間58分46秒