助成の対象者
山林所有者・市民・行政の協働により作成した「山麓保全アクションプログラム」に沿って、山麓保全活動を行う山林所有者・市民・団体。(市外の方も助成可能)
助成の対象となる活動(山麓保全活動)
活動の種類 | 活動内容(例) | 助成対象となる経費と助成額 |
①里山の管理 | 里山の清掃、下草刈り、ツル切り、枝打ち、除伐、間伐等 | 1)助成金の対象となる経費は、下記に掲げる経費のうち山麓保全活動に必要と認められた経費で、収入を除いた額以内とします。(上限25万円) ●報償費(外部の講師・専門家等への謝礼等) ●旅費交通費(交通費、通行料金、駐車料等) ●備品費(ノコギリ、スコップ、防鹿ネット等) ●消耗品費(事務用品費、日用品費、材料費等) ●印刷製本費(チラシ、ポスター等の印刷費、資料コピー代等) ●通信運搬費(宅配料、郵便料、振込手数料等)●保険料(行事保険、ボランティア活動保険料等)●使用料及び賃借料(会場使用料、車両・機械等の賃借料等)●その他経費(山麓保全委員会が認める経費) 2)ただし、箕面市環境保全条例により「自然緑地」として指定された山林において、その所有者が「①里山の管理」を行う場合の助成金額は、土地登記簿面積1㎡あたり25円と計算します。(上限25万円) |
②山の幸づくり | 植林、木材・木炭・果実・山菜・キノコ等の生産・採取・加工等 | |
③ 里山とのふれ あい | 里山保全につながる自然観察会等のイベント開催、ライフスタイルの普及・推進、山麓保全の普及・啓発等 | |
④山道の手入れ | 山道の清掃・補修・開設、沿道の枝払い、案内看板の設置、案内マップの作成・配布等 | |
⑤里山の自然保護 | 自然環境調査、モニタリング、それらの報告・普及活動等 | |
⑥山林の防災・保安・利用モラルの向上 | 廃棄物投棄などの不法・迷惑行為への対応、モラル向上活動、ふれあいのルールづくり等 | |
⑦里山文化の育成 | 里山に関する伝統行事の復活・発展、山麓保全につながる写真・絵画・詩歌など芸術文化活動の普及等 | |
⑧山麓保全を支える人材育成 | 里山管理人・自然観察指導員・山麓案内人・ボランティアの研修・訓練等 | |
⑨山麓の学習・調 査・研究 | 山麓の植生・生物等の調査、研究、学習の場の提供等 | |
⑩山林の管理・活用 | 保全に向けた山林の土地境界確認作業、山林の寄付・貸借・売買・税金の相談会の開催等 | |
⑪山麓保全に関わる団体等の交流 | 懇談会・交流会の開催等 | |
⑫山麓保全のた めの資金確保 | 林産物・工芸品等の販売、チャリティーバザーの開催等 | |
⑬その他 | 上記の他で山麓の保全につながると「みのお山麓保全活動助成」の審査会で認められた活動 |
※ 助成期間/単年度ごと 注)次の活動は、原則として助成の対象となりません。
- 特定の個人または団体の利益にのみ寄与する活動
- 政治または宗教布教を目的とする活動及びそれらの活動と関わりを持つ活動
山林所有者の活動
「みのお山麓保全活動助成」は、山林所有者や市民による箕面の緑豊かな山麓を守り・育て・活かす活動を資金面から応援(助成)する仕組みです。
箕面市環境保全条例により、「自然緑地」として指定された山林において、その山林所有者が「里山の管理」を行う場合の助成金額は、その土地登記簿面積1㎡あたり25円です。(上限25万円)
助成申請のためには、自然緑地等指定同意書(←こちら)の提出が必要です。
●所有権移転(相続・売買・贈与など)の際は、下記の2種類の届出書を箕面市(公園緑地室)に提出してください。
1、自然緑地等所有者変更届
自然緑地等所有者変更届(PDF)(←こちら)
自然緑地等所有者変更届(Word)(←こちら)
2、森林の土地の所有者届出書
森林の土地所有届出書式(PDF)(←こちら)
森林の土地所有届出書式(Word)(←こちら)
ただし、添付書類として、当該土地の登記事項証明書、または遺産分割協議書など、届出の原因を証明する書類が必要です。
山林整備活動のサポート(ボランティア派遣)
山林の手入れをしたいが「高齢のために手入れが出来ない」「遠隔地に住んでいるので手入れが出来ない」ので、「山林の手入れを手伝って欲しい」という要望に応えて、山の手入れのボランティア派遣を行っています。 NPO山麓委員会事務局に、お気軽にご相談ください。
「みのお山麓保全活動助成」とは、山林所有者や市民による箕面の緑豊かな山麓を守り・育て・活かす活動を、資金面から応援(助成)する仕組みで、多くの山林所有者や市民が助成を受けて活動しています。 里山の管理や里山とのふれあいなど、さまざまな内容を対象に活動を募集しています。新しい活動にチャレンジしてみませんか!