箕面の山麓(里山)を活かした“まちづくり”や“地域コミュニティ形成”のための個性と創造性に満ちたハード事業(施設整備型事業)に関する「特別助成」の2011年前期の申請を募集した結果、1件の応募がありました。
3月16日に運営委員会を開催し、申請書類に加え申請者によるプレゼンテーション(説明)を受け、慎重に審査した結果、次の1件が募集の条件を満たすとともに、内容が優れているものとして、今回の助成対象に選ばれました。
箕面の森 案内板整備事業
申請者:明治の森箕面自然休養林管理運営協議会
【事業概要】
明治の森箕面自然休養林や府営箕面公園を含む「明治の森箕面国定公園」、箕面市有地「教学の森」、「こもれびの森」、及び箕面山麓部一帯を対象とした60ヶ所に、箕面の森 案内板を整備する事業です。
箕面市商工観光課発行の「箕面の森ハイキングマップ」の地図の入った案内板と「緊急ポイント」(箕面 市消防局と連動)などを設置する事により、箕面の森に初めて来訪された市民にも分かりやすい案内といざという時のための安心・安全に寄与する事業です。
代表者 :鎌谷 計三
事業規模:1,445,000円
助成額 :1,152,000円
【講 評】
明治の森箕面国定公園を中心とする箕面の森には、年間を通じて多くの観光客、行楽客やハイキング客が訪れており、この事業は、そのような市民に対しての親切な案内と安心・安全のための一助になると評価されます。
また、「緊急ポイント」の看板は、2008年に一般助成で設置した看板(破損したもの以外)を活かして取り付ける計画となっており、耐久性の補強、及び地図を付けてのより親切な案内実施という意味で、過去の事業を発展、継続させるものとして高く評価されます。
60ヶ所に設置する作業には多大なマンパワーが必要であり、今後の管理とあわせて、多くの市民団体やボランティアスタッフの協力が期待されます。