5月1日(日)箕面ビジターセンターの最高気温は19℃、最低気温は10度。
新緑が太陽の光を受けて輝く季節となり、天気も晴天で心地良い風も感じられる観察日となりました。
政ノ茶屋園地では、白い花いっぱいのマルバアオダモを観察、自然研究路3号路に入り、シカが嫌いな植物のマツカゼソウ(ミカン科)がいっぱいはびこっており、葉の香りを嗅いでみました。
ダム周遊は、遊歩道を通り箕面林道に入り、長谷橋を経由して帰るコースをとりました。所々で赤、ピンク色のツツジの仲間が満開、花の中心に見える蜜腺の模様を観察、木々の緑の中から淡紫色のフジの花房が垂れ下がり、サクラの仲間では最後のウワミズザクラが満開、クマノミズキの樹形、アカメガシワの赤い新芽、アケビの淡紫花、そして、まさに蕾から一輪二輪と咲き出し始めたウツギの白い花など多くの樹木を観察しました。
野鳥は、今がまさに繁殖の時期で、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ホオジロのほか、南の国よりの渡り鳥,キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ、ヤブサメなど、さえずりの競い合いも楽しめました。
爬虫類のニホントカゲがあちこちで出没、消えていきました。帰路、園地では頂きでさえずるオオルリを見ることができラッキーでした。
今日はこの季節ならではの自然を、見る、聞く、嗅ぐ、触るなど五感で感じながら、春一日を心地よく過ごした一日でした。
豊かな自然を実感、体感できる箕面ビジターセンター自然観察会にぜひご参加ください。
次回の「箕面川ダム周遊」自然観察ツアー
日時:7月17日(日)午前12時30分~15時ごろ
集合:箕面ビジターセンター案内所前、12時ごろから受付
申込:当日受付、先着15名
参加費:100円※少雨決行
「樹木観察と名札付けツアー」
※自然解説員の中瀬重幸さんと歩きます。
日時:5月7日(土)午前12時30分~15時ごろ
集合:箕面ビジターセンター案内所前、12時ごろから受付
申込:当日受付、先着15名
参加費:100円※少雨決行