箕面の森に緊急ポイントの看板が設置されていることをご存じですか?
この緊急ポイントは、下の写真のように箕面の森の案内板などに設置しています。もしハイキング道で事故などがあり、消防の出動が必要となった場合に、口で場所を説明するのは困難ですが、例えば「みのおB・11」の南100mという風に説明すると、消防署は「みのおB・11」の場所を確認しているので、比較的早く現場に到着することが可能となります。
この「緊急ポイント」、8年前に設置しました。何でもそうですが始めることは比較的簡単です。一番難しいのは、何年も継続してメンテナンスしていくことです。
箕面の森の案内板は、5年前に明治の森箕面自然休養林管理運営委員会が公益信託みのお山麓保全ファンドの特別助成を受けて設置しました。その際に「緊急ポイント」の看板も地図の下に取り付けました。同協議会の市民団体委員である「みのお里ぷら」「箕面の山パトロール隊」「箕面観光ボランティアガイド」などが巡回時にチェックして、異常があれば、NPO山麓委員会事務局に通報して対処する仕組みになっています。
下の写真は、箕面川ダムにある長谷橋の緊急ポイント「F・1」です。この場所は、大阪府による自然研究路の地図があるので、緊急ポイントだけを設置しています。
杭から看板が外れて落ちていました。
7月3日、箕面ビジターセンターにハイカーから通報があり、NPO山麓委員会に連絡があり、みのお里ぷらに依頼して、新しく緊急ポイントを作ってもらい、7月19日に取り付けて復旧しました。
箕面の森の案内板や緊急ポイントを見かけたら大切にしてくださいね。
もし異常を発見したらNPO山麓委員会事務局にご連絡ください。