箕面ビジターセンターの近くでは、「アリジゴク」の巣がたくさんありますが、よく見ないと分からないために、あまり知られていません。
アリジゴクの巣を探して、アリジゴクの生態の不思議を発見する観察会を行いました。
この日は、雨のち曇りのあいにくの天気でしたが、3名の参加者(こども1名、大人2名)で午後12時30分から行いました。
最初に、ビジターセンターの事務所の周りで、アリジゴクの巣をみんなで探しました。
アリジゴクの巣が、どんなところにあるのか、巣の形や大きさなどを観察した後、用意したダンゴムシを巣に落として反応を見ました。
アリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)が砂をかけて獲物を巣穴に落とし込む様子を見てもらいました。
また、釣り上げ用のルアーを使ってアリジゴクを4匹捕らえて、方眼紙の上でサイズを計りました。0.5mmから1.7mmでした。
最後に、アリジゴクの生活の様子やウスバカゲロウ(成虫)の成虫の標本などを見てもらいました。
図鑑や写真で知ることも大切ですが、実際に観察してみると、又違った感激が得られます。箕面ビジターセンターでは、子どもたちが自然や身近な生き物にふれあって、たくさんの感激を育てていただけるようにと願って自然観察会を行っています。
次回は、7月3日(日)に行います。ぜひ、ご参加ください。