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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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箕面ビジターセンターで、川の中の生きもの観察会を開催しました

当日の天気は雲、開始前は雲行きが怪しく、開始直前には雨も降りましたが、観察会の時間には日差しも出てきて、冷たい川の水が気持ちよい日になりました。いつも人気の観察会で、今回も大人14人、子ども12人の方が参加されました。

事務所前で受付をしたあとはもみじ広場へ移動して、まず最初に川に暮らしている生き物たちの簡単な説明と採集の仕方、注意事項などを共有しました。

いよいよ採集道具を持って川の中へ。川の中に入ると水はひんやり冷たく、暑い夏には気持ちよかったです。子どもたちも大人も、夢中で生きものを採集しました。魚やカニのようにすばしこい生き物もうまく捕まえていました。川の底の石を持ち上げて裏を見ると石の上を移動しているのがやっとわかるほどの小さな虫も、子どもたちはしっかり見つけて水槽へ。最初はなかなか捕まえられなかった子も、スタッフが取り方を見せるとまねをして、タモやザルの使い方に慣れてきたようです。

採集した生き物たちは保冷剤で冷やした水を使いながら、種類ごとにバットに分けました。子どもたちも、絵を見ながら、自分が捕った生きものたちを分けていきます。最後に数を数えると、カワゲラの仲間が3匹、サワガニが11匹、トビケラの仲間が18匹、ヒラタカゲロウが1匹、カゲロウの仲間が28匹、ヨコエビの仲間が54匹、ヒルの仲間が1匹、サナエトンボの仲間が4匹、コヤマトンボが1匹、カワムツが6匹、カワヨシノボリが2匹という結果になりました。

たくさん捕れたサワガニやトビケラ、カゲロウやヨコエビなどは、河川の上流部の、有機物が少なくて澄んだきれいな水に生息している水生生物です。棲んでいる生き物を指標にして、川の水のきれい度を調べる方法がありますが、ビジターセンター横の箕面川は「きれいな水」と判定することができました。豊かな土壌と落ち葉が供給される森があるから、ここの川はきれいなんだ、ということを子どもたちと分かち合いました。

最後は、まだまだ続く夏休み、川に遊びに行くときの注意事項をお話しして解散しました。解散の後、観察した生き物たちを川に返すのを手伝ってくれる子どもたちもいました。

カテゴリ:箕面ビジターセンター

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投稿者:Kondo

投稿日:2017年08月24日 11時間01分48秒