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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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8月20日(土)18人が集まって「こもれびの森」のハイキング道の整備と植樹した苗木の下草刈りなどを行いました。

明治の森箕面国定公園内の「こもれびの森」(箕面市有地)は、2018年の台風21号の影響で南斜面のスギ・ヒノキの人工林で多くの倒木が発生し、倒木撤去と防鹿用金柵を設置が行われた後、市民が中心となり、防鹿柵や防鹿ネットの見回りや補修、ヤマザクラやミツマタ、ブナ科の苗木などの植樹活動を行っています。

8月20日(土)午前9時に現地に集合し、最初に、防鹿用金柵(一番北にあるAネット)内から、府道・風呂が谷方面に向かうハイキング道の整備を行いました。

この道は、金柵内にあるため、シカによる食害が無く、夏草が繁茂しており、ブッシュ状態になっており、歩く事が出来ない状態になっていました。

ハイキング道が見えない状態

ハイカーが歩けるように、ハイキング道の下草刈りを行いました。

植樹した苗木を残して下草刈り

ハイキング道の整備を行った後、Aネット内に植樹した苗木の周辺のヒメムカシヨモギやクズなどを除去しました。

次に、ハイキング道を林道沿いの緊急ポイントB-9地点まで戻り、林道やハイキング道沿いの防鹿ネット内の下草刈りを行いました。

ネットの外では、ダンドボロギクやセンダン、ジャケツイバラ、イラクサ、ナンキンハゼなどシカが嫌いな植物だけになっています。

防鹿ネット内では多くの種が繁茂しており、植樹したヤマザクラやムラサキシキブ、ガマズミ、カマツカなどの成長を損なうために、ヒメムカシヨモギやダンドボロギクなどの下草刈りを行いました。

ネットに中に入って下草刈り

ネット内のヤマザクラの苗木の手入れ

8月20日(土)午前9時に集合して、比較的涼しい午前中に作業を終了しました。(12時ごろに解散)

箕面観光ボランティアガイドや箕面の森のきこり隊、フォレスターズの皆さんを中心に、箕面ナチュラリストクラブにもご協力をいただき、山麓保全委員会事務局2名を含めて、18人で活動を行いました。(汗)

防鹿柵やネットの中は、シカによる食害が無いので、安心して植樹できますが、金柵やネットの外のハイキング道での植樹はどのように行えばいいのでしょうか?

ほとんどの幼い苗がシカに食べられてしまい、ハイキング道の裸地状態が継続しており、このままでは、大雨が降ると道崩れが発生するのではないかと危惧しています。

今年3月に植樹したミツマタは50本全てが順調に生育しているため、当面の応急処置としては、来年も防鹿柵の外には、シカが嫌いなミツマタの植樹を考えています。

シカの生息密度が下がればいいのですが、どのようにすればいいのでしょうか?

「こもれびの森」の活動は始まったばかりで、この後、3年・5年・10年と続きます。今後の活動について、多くの方のご意見やご支援をお願いします。

スライドショーには JavaScript が必要です。

カテゴリ:箕面の山 災害復興情報,シカによる食害防止

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投稿者:sanroku

投稿日:2022年08月22日 14時間29分42秒