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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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【みのお森の学校15期】11月17日(日) 4回目 ”里山ってなんだ?”” ”きこり体験をしよう””

2019年11月17日に行われた4回目のクラスとなります。箕面といえば紅葉、紅葉といえば秋、その秋真っ只中の晴天日に行われたクラスでは午前中は座学として岩崎講師より”里山ってなんだ”と銘打ち、判りやすいレクチャーと共にスライドで見る里山を勉強しました。


まず最初に触れたのが今日の地球環境で、トランプ大統領vsグレタさんの環境問題への取り組みの違いや、地球の平均気温が2度上昇すると動植物の二割が絶滅の危機が襲うという事実。意識の変化はもちろん小さな事からコツコツと自分で取り組める温暖化削減対策は無いかなと自問させるテーマでした。

ここから本題の里山とは、というレクチャーに入り生徒の皆さんも1950年代の田舎の台所風景でのへっつい、もんぺ、土間など懐かしい言葉がでてくる場面では幼少時代の思い出にふける時間を楽しみました。 しかし私個人ではブリキランプ、ちゃぶ台、檜のお櫃などは流行のリバイバルを超え、まだまだ大都会でも好んで利用されているアイテムが沢山あるな、と色々と想像にふける時間となりました。
過去、現在の里山の形を学ぶ中で大きなキーが燃料の変化があり、薪、柴の使用からガス、石炭、電気などに取って変わったこと。これが里山のみならず人々生活の変化を大きく変え、松茸の生産量の減少やシカなどの山林被害にも影響しているのが興味深い事実で生徒さんも関心していました。

昼食休憩後にはタクシーにて前回植生調査を実施したポイントへ出向き、本日はここできこり体験をしました。
準備体操の後に受け口、追い口などの説明を経て実際に木を切っていきます。予め用意していた丸太からカットしていき、その後は広場に立つ大木を切り倒しにかかります。丁寧に受け口を作っていき、追い口を生徒さんが順番にカットしていき、皆さんの共同作業で問題なくあっさりと討伐することができました。 ショートブレイクの後に前回の植生調査で一番多くの数を占めていたヒサカキを中心に常緑樹をカットしてエリアに光を入れました。 生徒の皆さんも心地よい秋風の中、新しい光が入ってくる光景に大満足の様子でした。

今回の実習で学んだきこり体験は箕面に留まらず生活を取り囲む森林保全に非常に役に立つスキルです。 このスキル、知識などをもっと活用したいという方がいらっしゃれば「箕面の森きこり隊」をお勧めします。 活動は極寒、猛暑の月を除く毎月月末1回の活動で、保全のみならず森林の保護や基本知識の共有など沢山の活動ができる場所です。ご興味のある方はお気軽にお待ちしております。
〈H.yasuda〉

カテゴリ:みのお森の学校

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投稿者:shitanishi

投稿日:2019年11月19日 11時間55分44秒