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山なみ通信

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未来につなぐ森づくり #箕面の森の守りびと

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11月12日(日) 【みのお森の学校】第4回

午前中は「里山ってなんだ?」(里山の基礎知識)と題して、成瀬講師の講義です。
スライドを見ながら、里山という言葉の定義から、日本の暮らしの中での里山
の役割などを学びました。
今ではすっかり定着して身近な言葉となっている「里山」という言葉が、比較的新しいというお話から、戦後に社会や暮らしが変化していく中で里山の位置付けが大きく変わってきたこと等の説明がありました。
続いて箕面にたくさん見られるクヌギ・アベマキ・コナラについて、実物の葉と実を手に取っての説明からいろいろなドングリを実際に食べてみる楽しい体験もありました。
成瀬講師自ら採集・茹でたドングリたち、特に大きなマテバシイで作ったクッキーは,受講生に大人気で会話もはずみます。
ドングリ試食会の後は午後からの植生調査に向けての注意点を含めての説明を受け、調査に備えます。
講義の最後には森林セラピーについてのお話、アシスター養成講座へのお誘いもありました。
午後からは「植物の様子を調べよう」(里山の植生調査)として中川講師の指導で 箕面の山の調査地へ移動し毎木調査をしました。
一本ごとに幹の太さと高さ、枝ぶりから被度を測ります。
足元の悪い斜面の木を測っていくのは大変ですが仲間と協力しながら皆さん次々と進めていかれます。
落葉樹のコナラ・リョウブ・コシアブラ・タカノツメ、常緑のソヨゴ・アラカシ・ヒサカキ等、色々な樹種があります。特に多いのがヒサカキで、あまり増えると森が暗くなってしまうとの説明がありました。

以前からこの調査地には常緑シイの大木が大きく枝を広げていたのですが、先月の台風で倒れていました。
そのあとには大きく空が見える開けた空間が生まれ、人が伐採するには大変な大木を一日でなぎ倒す自然の強さ、激しさを目の当たりにしました。
今回の調査をもとに、後日木こり体験で実際に木を伐り里山再生についての実習を行います。
晩秋の寒さを感じる一日、皆さんの交流もますます深まり調査後の話も弾む中、足取り軽く箕面駅まで下山しました。
(文責 大矢)

カテゴリ:みのお森の学校

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投稿者:shitanishi

投稿日:2017年11月15日 11時間19分54秒