sidebar_logo_yamafesta

sidebar_logo_yamafesta

sidebar_minohdvd_logo_02

sidebar_minohdvd_logo_02

blog-bannar

blog-bannar

event_calendar-bannar

event_calendar-bannar

fund-bannar

fund-bannar

yamanaminewsletter_logo

山なみ通信

オンライン寄付サイトGiveOne

オンライン寄付サイトGiveOne

オンライン寄付サイトGiveOne

sidebar_hotaru_logo_02

sidebar_hotaru_logo_02

sidebar_visitor_03

sidebar_visitor_03

箕面山麓・勝尾寺古参道の「ナラ枯れ」見学会開く ~ 広がる警戒の動き

3/16(金)午後、箕面山麓・東部の勝尾寺(かつおうじ)古参道の「ナラ枯れ」被害の見学会が、NPO山麓委員会(事務局&ナラ枯れプロジェクトチーム(リーダー:竹田さん))により開かれました。

★ 各方面から12人が参加 ★

参加したのは、地元の自治会長さん・共有山林の代表(共に被害発生山林の関係者)、隣の池田市で里山活動を行う市民、貴重な照葉自然林である大宮寺(だ いぐうじ)の森の会メンバー、箕面市役所の担当職員、NPO山麓委員会メンバーなど、各方面からの12人(うち女性2人)でした。

★ 実感ひしひしと・・善福寺裏山の被害現場 ★

一行は勝尾寺参道を経て粟生外院の棚田エリアを抜け山麓を登り、途中で池を過ぎてすぐの脇道へ入り、市民が発見し箕面市が既に処理されている善福寺裏山(善福寺が原)の「ナラ枯れ」の被害木を見学。

【写真・上】・・被害木は伐採・切断され積み上げて、殺虫のためビニールシートで覆って、くん(薫)蒸剤で処理されています(手前左側)。

生々しい処理の様子を見ると、被害の実感がひしひしと伝わります。

★ 目印は、黄色いビニールテープ ★

元の山道を再び登り、ベンチのある分岐点から西への勝尾寺古参道へ入り、しばらく行った山道沿いの被害発生現場(箕面市粟生外院(あおげいん)の山中)に到達。

被害木はいずれもコナラとみられる4本で、既に目印の黄色いビニールテープが巻かれています。伐採などの処理は、まだです。

これらは、多分、被害程度がやや少ないため枯死せず生きている可能性がありますが、原因となる虫・カシナガ(カシノナガキクイムシ)が入っており、放置 するとこの初夏に「(幼虫が羽化し)1つの穴から500匹ぐらいの成虫が飛び出し他の樹木に移り被害を広げる」(同プロジェクトチーム)といい、速やかな 処理が必要です。

これら被害木は、この2月上旬の箕面山麓のしおんじ山での「ナラ枯れ一斉調査」に参加した市民の一人が、その経験を生かし発見・通報してきたものです。

参加者は、多数の穴や、雨でかなり流れているものの白っぽい木くず(フラス)の跡などについて説明を聞き観察しました。

★ 粘着テープ「カシナガ ホイホイ」で応急措置 ★

現地で話し合った結果、本格的処理はこれからですが、とりあえずデモンストレーション(啓発・PR)を兼ねて、応急の簡易処理を行うことになりました。

簡易処理は、クラフト紙(ハトロン紙)に粘着液を塗ったテープで、商品名「カシナガ ホイホイ」(アース製薬製)を使います。

とりあえず、1本の被害木にこのテープ3本を粘着面を内向けにして巻きます。
この状態でも、6月末頃に飛び出すカシナガのかなりを捕まえると期待されます。
【写真・中】・・3本の粘着テープの間に、説明と注意のプレートを付けています。

なお、この粘着テープは粘着面を外向けにして貼ると、カシナガの飛来状況を把握する調査目的にも使えます。

★ 被害の実際を“見ておくこと”が大切 ★

「ナラ枯れ」被害を受ける対象木は、落葉樹・常緑樹にわたる“ドングリのなる木”(ブナ以外のブナ科=コナラ・アベマキ・アラカシなど)で概ね直径 10cm以上のある程度生長した木ですが、カシナガ以外にもこれらの木に大小の穴を開ける木食い虫やカミキリ虫などの仲間が多種類います(これらの虫は、 ほとんど木を枯らしませんが・・)。

そうしたことから、同プロジェクトチームでは「(カシナガ特有の)直径2mmの穴と白っぽい木くずなどが目安」「写真を見るだけでは、被害状況の記憶や判定には十分でない」とし、被害木の実際を“見ておくこと”を呼びかけています。

その後、一行は「ナラ枯れ」などについて話し合いながら下山しました。

【解 説】今年は重大局面-望まれる“人海戦術”での早期発見
今回の勝尾寺古参道での「ナラ枯れ」被害発見は、想定された事態です。箕面の山中には他にも未発見の被害木が多く存在するとみられ、市街地の樹林も要注意(昨年夏、東公園で発生(処理済み))です。
箕面山麓での現在の被害発生率(カシナガ集中侵入木率)は、被害を受ける得る樹木(対象木)の1%かそれをいくらか下回るレベル※とみられています。
※ 先のしおんじ山の一斉調査(約4ha。対象木1,200本調査。被害木10~12本)や3/3の大宮寺の森の一斉調査(約1ha。被害木ゼロ)の例などから推定。
しかし、1%かそれ以下のいわば「散発的レベル」といっても、各地の例から「ナラ枯れ被害は、(放置すると)毎年約50倍ずつ広がる」(兵庫県立大教 授・服部保さん。飛び出したカシナガのすべてが被害に結びつく訳ではないようです)ので、最悪のケースではこの夏以降に数十%などに広がる「集中的発生レ ベル」が多発する可能性を持っています。
現在のレベルは、被害の大規模な拡大直前のレベルとみるべきでしょう。
この「散発的レベル」での被害の早期発見&徹底処理(伐採薬剤くん蒸など)が有効ですが、箕面の山は広く歩行が容易でない急斜面が多いことなどを考えると、実際にはこの「散発的レベル」での被害木すべての早期発見はそれほど容易ではありません。
そのために期待されているのが、ハイカーなど多数の人々による“人海戦術”による被害木発見です。

現在、国・府・市・NPOなどの関係者は、北大阪では箕面をナラ枯れ防止の重点地区=最前線として対策(被害木の伐採処分など)を集中しています。
それは、もし高槻市などのように全山に被害が拡大するなど「激害地」になると「(費用的にも・作業的にも)手が打てなくなる」のが、実情だからです。
つまり、箕面はまだ救える可能性がある地域とみられている訳です。

この段階で、多くの市民ボランティアが山とともに市街地の樹林などについて、まさに全市的に被害木の早期発見に努めることが望まれています。
また、取組の中核となる「ナラ枯れプロジェクトチーム」の増強も求められています。

【予 告】箕面で5/17に「ナラ枯れフォーラム」
この夏の箕面市でのナラ枯れを巡る重大局面を迎え、NPO山麓委員会では行政の協力を得て、5/17(木)の午前10時~正午まで専門家を交えて「ナラ 枯れ研究フォーラム」を箕面市立中央生涯学習センター(箕面市箕面、箕面警察の東隣り。近くに市営駐車場(有料))で開く予定です。
また、次回の「ナラ枯れ」プロジェクトチームの会合は、4/6(金)の午前10時~正午に、みのお市民活動センター(かやの中央)で開かれます。
どちらも、自由に参加できます。

箕面山麓・勝尾寺古参道の「ナラ枯れ」見学会

箕面山麓・勝尾寺古参道の「ナラ枯れ」見学会02

 

箕面山麓・勝尾寺古参道の「ナラ枯れ」見学会03

カテゴリ:ナラ枯れ被害防止

タグ:,, ,

投稿者:iinkai

投稿日:2012年03月22日 19時間49分02秒